天気の悪い日に! 雨に最大限濡れない正しい傘の差し方

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普段何気なく使っている傘ですが、正しい使い方を知っている人はどれくらいいるのでしょうか。昨今はビニール傘を、コンビニやディスカウントショップで簡単に購入できるようになり、使い捨て感覚で使っている人も見かけますが、正しい傘の使い方を知ることでより便利なツールとなり、傘への愛着も湧くかもしれません。ここでは正しい傘の差し方を紹介します。

■いきなり傘を開くのはNG!

ジャンプ傘であっても、折り畳み傘であったとしても無理に傘を開くことはNGです。生地を支えている数十本の骨を思い切り傷めてしまい、大きな負担をかけることになります。傘を開くときにはウォーミングアップのために少しずつ開いていくようにしましょう。周りの人にあたってしまう危険性も避けられます。

■お気に入りの靴を濡らさない方法とは

雨に濡れないために、傘を垂直に差している人をよく見かけますが、これは足元を悪くする原因です。土砂降りの雨を除くと、意外と雨はゆっくりと落ちるものなので、傘に当たらない水滴は足をスルーしてまっすぐに落ちてくれます。このときに気をつけたいのは傘を持つ角度で、だいたい10から15度を目安にして持つようにしてください。また早足で歩くと濡れやすくなるため、歩くスピードも若干落とすといいでしょう。

■傘の選び方を見なおしてみよう

どんなに傘の差し方に注意をはらってみても、傘が身体に対して小さすぎると濡れてしまうもの。濡れないようにするためには、自分の体に合わせた傘を選びなおすことが必要です。ただしあまり大きすぎるとコントロールすることができずかえって濡れてしまうことになるため、実際に差してみてから決めるようにしましょう。
■頭から下半身までガードする差し方とは

頭から足先まで極力濡れないようにするためには、傘の上部に頭がつくくらいギリギリにして持つことがおすすめです。雨だれは傘の下側から垂れてくるものなので、このような姿勢をとると下半身まで濡れずにカバーすることができます。傘を傾ける角度が大きいときほどこの差し方は有効です。

■傘を肩にかけて差すのはやめましょう

よく傘を肩にかけて差している人を見かけますが、これはしずくで服が濡れてしまうことに加えて後ろを歩く人の視界を遮ってしまうことになるため、よい差し方とは言えません。傘を持つときには傘を身体の中心に持ってきて、ハンドルの曲がっている部分を自分の身体の方に向けるときれいに固定させることができます。

■風向きを計算して傘を差そう

台風のときなどは、雨と一緒に風に困らされることもあります。そんなときは傘を風上に向けて歩くようにしましょう。逆方向にしては傘を傷めて、最悪壊してしまうこともあるため細心の注意をはらいましょう。

極力雨に濡れないためのおすすめの傘の差し方を紹介しました。スムーズに傘がさせる人は上品にも見えて素敵ですね。自分が濡れないことももちろん大切ですが、周囲への気を配って傘のマナーを身に付けるようにしましょう。

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