入っておけば安心!? 低金利の今こそ敢えて考えたい「保険」

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入っておけば安心!? 低金利の今こそ敢えて考えたい「保険」

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人生には様々な心配事があります。病気や死もそうですが、最近では“老後破産”なども話題になり、“長生き”もリスクのひとつというなんとも言い難い現実があります。

今、“病気”や“長生き”に備えるにはやはり保険がベストなのでしょうか?

今回は“病気に備える保険”と“長生きに備える保険”についてファイナンシャルプランナーの筆者と一緒に考えていきましょう。

■医療保険は徹底してコストカットを考える

会社員の方は入院や手術で治療費が高額になっても健康保険から『高額療養費』が支給されますので、あまり神経質になることはありません。

若い世代の方でまだあまり貯金がない方は『医療保険』でカバーしたいと思われるかも知れませんが、医療保険は1入院あたり60日までの保障というものが多く、1日5,000円の給付なら30万円が上限となります。

最近は入院も短くなる傾向から『医療保険』に入らないと本当に困るのか?ということを冷静に考える必要があります。

それでも低金利の今、預金よりも保険で備えたいという方はネット保険などを比較して安い保険料の医療保険を探しましょう。

もしくは『共済』という選択肢もあります。

■個人年金保険は今、加入するのは不利

現在、30歳の方が老後に備えるとしたら『個人年金保険』は有利でしょうか?

60歳までの30年間保険料を払い込むという場合、現在のような“低金利”の時代にはメリットは感じられません。30年の間に金利がどうなるのかはわかりませんが、少なくとも現在の水準より金利が下がることは考えにくいので、金利が低い状態のまま運用されていくことになります。

税金の面で考えてみても毎月1万円の保険料を払う個人年金保険の場合、1年で保険料は12万円となりますが、生命保険料控除は4万円のみです(所得税・平成24年1月1日以後の保険契約の場合)。

一方『確定拠出年金』の個人型の場合、自営業者なら年間81万6千円、会社員の方でも27万6千円が最大所得控除できるので、毎月1万円で確定拠出年金に加入すると、12万円全額が所得控除できることになります。

このことからも『個人年金保険』に今、加入するのは不利だと考えます。

いかがでしたか?

保険は原則“超長期固定金利”の金融商品です。

低金利の今、貯金の代わりとして加入するのは得策だとは言えません。

例えば、定期預金の場合は途中で解約しても利息のペナルティはあっても、元本自体はそのまま戻ってきますが、貯蓄型の保険の場合は満期前だと元本割れすることが多いのです。

もう1つは“インフレに対抗できるか”ということも考える必要があります。

低金利の今は保険は保険と割り切って貯蓄性についてはこだわらず、最低限の保障を買うという考えが賢明です。

(中村真里子)

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