「東ロボくん」が偏差値57.8に!今ドキの人工知能は東大入試に合格するか? (1/2ページ)
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AI(人工知能)の『東ロボくん』が、大学入試センター試験模試で偏差値57.8を獲得!
すでに様々なメディアで報道されているので、ご存じの方も多いだろう。すごい時代になったものだ。なにせ、“人間の”全国平均を上回ってしまったのだから……。
この『東ロボくん』は、国立情報学研究所などが、2011年から行っている研究プロジェクトだ。
目的は、ズバリ「東京大学入試試験に合格するAIをつくる」こと。
そのために、まずは第一関門の大学入試センター試験で2016年までに高得点をマークし、2012年には東大の試験に合格することを目標にしている。
『東ロボくん』は、このプロジェクト『ロボットは東大に入れるか。』の略称だ。
■ 人間の「思考」はAIにもできるか?
では、なぜ“東大入試”なのか?
国立情報学研究所のホームページによると、これは、要は人間の“思考プロセス”と同じような事が、AIにできるかどうかの研究だ。
単なる暗算では、既に人間を超える今のAIだが、問題を読み(思考して)答えを導き出すことは無理。
既に人間に勝る将棋やクイズほど、ルールが明確でないためだ。
そこで、言語理解など、より人間らしい情報処理ができるAIを作るという、今までのAI研究で手つかずだった課題をクリアするのが目的なのだという。
ちなみに、AIにとっては、より常識に依存する小学校の問題の方が難しいらしく、より(AIにとって)簡単な東大入試を選んだんだそうだ。
ってことは、最強なのは「小学生の問題がすらすら解ける」AIってことに? なんかちょっと複雑な心境である。