レコード大賞に早くも出来レースの声「大賞は三代目かAKBか…」 (2/2ページ)
20日に発表された各賞のなかで注目を集めているのは、大賞ノミネート作品となる優秀作品賞だ。リストには、昨年も選出されたAKB48やEXILEグループの「三代目 J Soul Brothers」、西内まりやらが名を連ねている。今年選出された優秀作品賞10作品は以下のとおり。
・「愛してるのに、愛せない」AAA (エイベックス)
・「ありがとうForever...」西内まりや (エイベックス)
・「Unfair World」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE (エイベックス)
・「愛しのテキーロ」氷川きよし(日本コロンビア)
・「お岩木山」三山ひろし(クラウン)
・「トリセツ」西野カナ(ソニーミュージック)
・「僕たちは戦わない」AKB48(キングレコード)
・「もんだいガール」きゃりーぱみゅぱみゅ(ワーナーミュージック・ジャパン)
・「大和路の恋」水森かおり(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
・「私以外私じゃないの」ゲスの極み乙女。(ワーナーミュージック・ジャパン)
ノミネートされたゲスの極み乙女。の楽曲はオリコンランキングで最高11位、きゃりーぱみゅぱみゅと西野カナの楽曲が最高6位を記録している。一方でAKBは、「オリコン2015年上半期ランキング」のシングルセールス部門で1位を獲得し、初日売上で147.2万枚を売り上げ、ぶっち切りの記録。それに続くのはオリコンランキングで最高2位の三代目となっている。この選出内容に納得がいかない音楽ファンから、「また出来レースか」「まったく魅力のないレコード大賞だな」「大賞は三代目AKB」「これ誰が選んでるの」「日本の音楽界の貧弱ぶりを表してる」と怒りや悲嘆の声が上がっている。
「記録だけで考えれば、セールス記録で健闘していたジャニーズ・嵐の名前がない点などを鑑みると、すでにAKBと三代目の戦いになる様相を呈しています。『出来レース』と非難を浴びてもしょうがない見え方ですね」(音楽業界関係者)
放送の1ヶ月以上前から物議を醸す日本レコード大賞。今年の大賞決定後は、音楽ファンからどんな評価が下されるのか。
(取材・文/蒼木学)
●注目記事:日本古来の知恵で本格的なダイエットができた!