本を読めばバス代が無料に!? ルーマニアの「みんな本を読もう!」政策

学生の窓口

スマートフォンやタブレットが普及したせいもあって、通勤中に本を読む人は少なくなっていますよね。ダウンロードして読むことも可能といえば可能ですが、全体的に読書の時間は少なくなっているのではないでしょうか。それは海外でも同様のようです。そこでルーマニアのある街ではこんな試みが行われました。

「みんな、本を読もう!」街の人に読書をうながすため、ルーマニアの都市クルジュ=ナポカで行われたのは、なんと「本を読んでいる人はバスが無料」という政策。移動中に本を読んでいさえすれば、運賃がタダになるというものです。

これはクルジュ=ナポカ市民であり作家のVictor Miron氏が、市長のEmil Boc氏に提案したものだったそう。市長はそれをFacebookに投稿してみたところ、かなりの反響だったとか。Miron氏はそれから1年以上をかけて実現に向けて奮闘し、ついに2015年6月4日?7日の期間限定で実施されるに至ったのでした。

現在、Miron氏はさらに読書キャンペーンを広げるために「Bookface」というものを始めたそう。これはFacebookのプロフィールに本を持った写真を載せてもらうというもの。そうすることで、書店やヘアサロン、歯科医院などでディスカウントが受けられるという仕組みなのだとか。

また、World Book Day(世界本の日)である4月23日には、本を持っていれば地元の植物園の入園が無料になるという計画もしているそうです。

Miron氏は「本を読んでいる人が得するという仕組みは読書を広げるために良いアイデアだと思う。読まない人を批判するよりね」と言います。確かに、読め!と言われたらいい気はしませんが、いろいろ得するとなったら読もうという気になるかもしれませんね。

(文/訳 木口マリ)
写真/記事提供:Bored Panda

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