育児がしんどい…お疲れママが「笑顔を取り戻す」ためのシンプルメソッドとは?
なにかひとつ上手くいかない時に、イライラすることが重なってしまうことって育児の場面ではよくあることですよね。
例えば朝、寝起きがすこぶる悪く、着替えも朝ごはんも拒否する上のお兄ちゃん。彼に手こずっていると、下の赤ちゃんが泣き出し、見るとうんちがオムツからもれて服にべっとり。さらにこんなときに限って夫は出張で不在……。
ママの仕事は年中無休です。休む暇のない育児に追われる毎日が続き、ふと気づいたらずいぶんと疲れきっていて笑顔が消えている自分に気づいた、なんて経験ありませんか?
今回はそのような、子育て中の負のスパイラルに陥ってしまったときに、感情を立て直し、“笑顔のママに戻るためのコツ”を、子育てアドバイザーの筆者がご紹介します。
■「感情の原因」を見つめ直す
もし今、子どもに困らされることが多いと感じているようなら、子ども自らが“ママの感情を引き出す役割”となっているのかもしれません。
例えば、子どもがただ転んだだけで怒りを感じることがありませんか?
この怒りの感情は、“自分のせいだと責められる”気がするから起こるものなのです。さらに突き詰めると、ママ自身が「自分は子どもに怪我をさせるダメなママだ」と自分自身を責めているということ。
自分を責める人は、往々にして“責められる”ことを恐れ、怒りがちになります。それは心の防衛本能のようなものなのです。でも本当は、自分も子どもも責める必要はありませんよね。子どもは転んで痛みを学ぶもの。彼らは大事な経験をしているだけです。
それを“責められる”気がしてしまうのは、ママの中に「自分はまだ完璧ではない」と許せない気持ちがあるからです。
そんなママへ「そんなに責める必要はないんだよ、自分を責めないでね、ママ」と、当の感情の引き金である子ども自らが、身を挺して教えてくれているのではないでしょうか。
感情をただただ垂れ流すとエネルギーを消耗してしまいます。ですので、感情の原因を見つめ直して「こういう状況では自分はこういう感情になるんだな」と整理していきましょう。
■小さなことでも自分を褒めてあげる
感情の原因を整理できたら、ご自分の置かれている状況を嘆くのはやめて、怒ったり悲しんだりしている自分を含めた全ての状況をまずはシンプルに受け入れてみてください。
「この子はこんなに元気に自分で動けるようになったんだなぁ。ただベッドの上でもぞもぞしている、小さな赤ちゃんだったのに。転ぶのも元気に成長した証拠だわ」
「どんなに夜遅くても、ちゃんと起きて授乳していた私がここまで育てたんだわ。えらいなぁ、私!」
と、上記のように、少し前の自分と比べて、どんなにささいな成長でもそれを認めて褒めるのがポイントです。
■「褒めポイント・ご機嫌ツール」を家族間で共有する
子育ては絶対に一人では出来ません。一人でしていると、気を抜くことが出来ず、子どもに対してイライラしがちになるのは当然の心理です。
ですので、自分が元気になれるような“褒めポイント”は、パパや実家の家族と共有するのがオススメです。
素直に、「ちょっと育児に疲れちゃったから、がんばっているところ何か褒めて欲しいな」と素直に伝えてみてはいかがですか?
また、“ネイルサロンやヘアサロンへ行く”、“買い物へいく”などの、ママがご機嫌になれるコトも共有しておくと、夫のほうから「疲れてるみたいだから、気晴らしに買い物にでも行ってきたら?」なんて言ってくれる様になるかもしれません。
このとき、家族に対して“申し訳なさ”は感じる必要はありません。ママが持ち帰るのは、“笑顔”のお土産だけで家族は十分なのですから。
いかがでしたか。
“ママは家族の太陽”と世間ではよく言われますが、育児に疲れているママには重荷に感じられるかもしれませんね。でも言い方を変えると、“家族皆に愛されて、笑顔になって欲しいと願われている、一番大事な存在”ということです。
ママの笑顔は家族のためになります。だからご自分の笑顔を取り戻すために、遠慮ばかりせず、むしろ貪欲になってくださいね!
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住の子育てアドバイザー。暮らしニスタ、コラムラテ、阪急電鉄ブログでもコラムを執筆中。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。
【画像】
※ Serhiy Kobyakov / Shutterstock