MITが人工知能と機械学習で新たなトライ、子供のように成長するロボットに親近感
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コンピュータとセンサーの発達により、ありとあらゆる場所で何が起こっているかデータ化される現代。それとともに膨れ上がるデータ。
このデータを処理するのにより人間的なアプローチ、知識が求められてきている。そこで脚光を浴びているのが人工知能や機械学習の技術だ。
■ 人工知能と機械学習
これまで人工知能や機械学習というものは、基本的にはあらかじめ学習データを用意しておき、それを流し込んで処理させることで知識化するという手法であった。
データの量が増加し、プロセッシングの回数が増えれば増えるほど、賢くなるという仕組みである。
これをいわゆる独学とするならば、みんなで一緒に勉強するグループワークがあってもよい。そんな発想のもと、MITが新たな手法にトライしている。

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ロボットアームで物を掴む。これが人間であればその対象物がどんな形状、重さ、硬さであっても即座に対応し、壊したり、落としたりせずに持ちあげることができる。
人間にとって簡単なことでも、ロボットにとっては難しいのだ。しかし、だからといってロボットを責めてはいけない、実は人間は成長過程、日常生活において学習、知識化、さらに予想まで行ってきたからだ。
人間と同じ学習プロセスをロボットも同様にとることで、人間同様の動きが可能だろう。
カメラ、赤外線カメラを装備したロボットは様々な角度から対象物を見て、どう掴んだら最適かを判断、それから実際に掴む、失敗する、リトライする、という練習を重ねることで、確実に成功するようになる。
これにはかなりの時間と回数が必要だが、いったんこれが知識化されてしまえば、これをロボット間で共有することで、劇的に学習時間を短縮可能だ。
その結果比較的短時間で1,000以上の異なる形状の物体を確実に掴むことができるようになるという。
■ 子供の成長のように
人間の赤ん坊がおもちゃで遊ぶ時、最初は失敗するものの、すぐに物をつかめるようになる。
さらに新しい形状のものでも過去の経験、知識を自然と応用することで、すぐに適応してしまう。これが人間の学習の素晴らしいところだ。
ロボットは、まだその段階まで達していないが、今後の研究次第で、赤ん坊のようにどんどんと吸収、これまで見たことのないものでも、つかむことができるようになるに違いない。
動物の中で道具を使うのは、人間と限られた動物しかいないと言われる。道具を使うことはつまりは、物を掴むことに他ならない。
ロボットがその人間の能力をもつことで、新しい道具を作りだす可能性まで拓けてくるだろう。
【参考・画像】
※ How Robots Can Quickly Teach Each Other to Grasp New Objects – MIT Technology Review
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