【胸キュン注意】思わず恋がしたくなるおすすめ恋愛映画15選

学生の窓口


映画の王道ジャンルの一つ「恋愛映画」。毎年数多くの恋愛作品が公開されていますが、普段あまり映画を見ない人にとってはどの作品から見ればいいのか指標が欲しいところ。そこで今回は、「恋愛映画が見たい!」と思い立ったときに役に立つよう、お薦めの恋愛映画をピックアップしてみました。

●『ノッティングヒルの恋人』

ロンドン西部のノッティング・ヒルで旅行書専門の書店を営むウィリアム(ヒュー・グラント)。ある日どこかで見掛けたことのある女性が店を訪れます。その女性は実はハリウッドの人気女優アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)でした。アナはすぐに店を出て行ってしまいますが、その後偶然にもウィリアムとアナは再会し……。

1999年に公開された恋愛映画。「さえない一般男性と大女優の恋」という恋愛ものによくありそうなストーリーですが、出会いから二人が結ばれるまでの過程が実にロマンティックに描かれており、今でも人気の高い作品です。男性も女性も憧れる1本だといえます。

公開年:1999年
監督:ロジャー・ミッシェル
主な出演者:ジュリア・ロバーツ/ヒュー・グラント/リス・エヴァンス/ジーナ・マッキー/ティム・マッキナリー/アレック・ボールドウィン

●『愛しのローズマリー』

父の遺言により、「女性は中身より外見」を信条とする主人公のハル・ラーソン(ジャック・ブラック)。しかし偶然出会ったカウンセラーから「内面の美しい女性が美しく見える」という催眠術をかけられてしまいます。その後、ハルは街で絶世の美女・ローズマリー(グウィネス・パルトロー)を見掛け、一目ぼれ。ところがその女性は体重100キロを超える巨体で……。

2001年に公開され、スマッシュヒットしたラブコメ映画。ハルは催眠術の影響でローズマリーのことを絶世の美女だと思いますが、実際はお世辞にも美人とは言えない外見。そのギャップが騒動を引き起こします。真実を知ってからのハルの言動、そしてそのラストには心温まることでしょう。笑いと切なさ、そして感動が詰まっています。

公開年:2001年(アメリカ)/2002年(日本)
監督:ピーター・ファレリー/ボビー・ファレリー
主な出演者:ジャック・ブラック/グウィネス・パルトロー/ジェイソン・アレクサンダー/スーザン・ウォード/レネ・カービー

●『ユー・ガット・メール』

老舗絵本専門店を経営しているキャスリーン(メグ・ライアン)。彼女はインターネットで知り合った「NY152」という男性とのやりとりに夢中でした。そんなある日、彼女の店の横に大型書店が開店し、客を奪われてしまいます。キャスリーンは大型書店の御曹司・ジョー(トム・ハンクス)と会うたびにけんかを繰り広げますが、実はNY152の正体はジョーで……。

商売敵である二人が、お互いの正体を知らないままメールで交流し、引かれ合っていくという作品。序盤は正体に気付かずメールでイチャイチャする二人の姿にニヤニヤ。争う姿さえもほほ笑ましいのです。全体的にユーモアたっぷりに描かれていて、まさに恋愛映画の王道といえる1本。

公開年:1998(アメリカ)/1999年(日本)
監督:ノーラ・エフロン
主な出演者:トム・ハンクス/メグ・ライアン/グレッグ・キニア/パーカー・ポージー/ジーン・ステイプルトン/スティーヴ・ザーン

●『ジュリエットからの手紙』

ライター志望のソフィー(アマンダ・セイフライド)は、ひょんなことから50年前に届けられた手紙への返事を書くことになります。数日後、その手紙を送った女性・クレア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)が孫のチャーリー(クリストファー・イーガン)と共にソフィーの元を訪れます。その目的は50年前に別れた恋人のロレンツォ(フランコ・ネロ)と出会うこと。ソフィーは自分が関わった物語の結末を見るために彼女たちの旅に同行することになり……というお話。

この作品では二つの恋が描かれています。一つは50年前に悲しい別れを迎えたクレアとロレンツォの恋。そしてもう一つはソフィーとチャーリーの恋です。特に50年もの長い年月を経ても強い絆で結ばれているという、実にロマンティックな恋模様は見もの。後者は残念ながらオマケ感が強めです。全体的にロードムービーのような構成で、イタリア郊外の美しい景色が楽しめるのも注目です。

公開年:2010(アメリカ)/2011年(日本)
監督:ゲイリー・ウィニック
主な出演者:アマンダ・セイフライド/クリストファー・イーガン/ガエル・ガルシア・ベルナル/フランコ・ネロ/ヴァネッサ・レッドグレイヴ

●『冷静と情熱のあいだ』

絵画の修復士になるためにイタリア・フィレンツェで修行に励む阿形順正(竹野内豊)。周囲からも一目置かれ、また彼女の芽実(篠原涼子)からも愛され……周囲からすると彼の人生は順調そのものでした。しかし順正の心の中には、かつて愛し合ったあおい(ケリー・チャン)の存在が今もありました。そんなある日、友人の崇(ユースケ・サンタマリア)からあおいが同じイタリアにいることを聞き……。

1999年に出版された辻仁成と江國香織による恋愛小説が原作。やはり「全く別の人生を歩む元恋人同士が、かつての約束を頼りに再会するかどうか」という部分に注目です。シンプルですが、そこまでのストーリーの組み立てが秀逸なので、ラストがどうなるか本当にドキドキします。またイタリアの街並み、そしてBGMのマッチングも素晴らしい作品です。

公開年:2001年
監督:中江功
主な出演者:竹野内豊/ケリー・チャン/マイケル・ウォン/ユースケ・サンタマリア/篠原涼子/椎名桔平

●『電車男』

自称アキバ系オタクの青年(山田孝之)が電車で酔っぱらいに絡まれていた女性(中谷美紀)を助けます。その後、助けてもらったお礼として女性からエルメスのカップをもらった青年は、その顛末(てんまつ)をネット掲示板に書き込みます。それがきっかけで、さえないオタク男子の恋が動き始め……。

映画は2005年に公開され、大ヒットしました。さえない男性が、ネットを介してさまざまな人に応援されて少しずつ変わっていく過程は独特のライブ感があります。また主人公が好きな人のために一生懸命に変わろうとする姿も、作中の応援者と同じように見ている側も応援したくなるポイント。まさに「純愛映画」といえる内容です。

公開年:2005年
監督:村上正典
主な出演者:山田孝之/中谷美紀/瑛太/国仲涼子/岡田義徳/佐々木蔵之介/木村多江/大杉漣

●『今日、恋をはじめます』

真面目が取りえの女子高生・日比野つばき(武井咲)。その真面目ぶりと地味な格好は「昭和女」と学校でも有名です。そんなつばきの前に学校で一番のモテ男・椿京汰(松坂桃李)が現れます。椿は地味な女の子を対象にした賭けをするためにつばきに接近。つばきのファーストキスを奪いますが……。

人気少女漫画が原作の恋愛映画。2012年に公開され、大ヒットしました。地味だった女の子が恋をすることで変わっていき、また最初は遊びだった男の子が次第に彼女の魅力に引かれていく……という少女漫画の王道ともいえる内容。主演の武井咲の乙女っぷりと、松坂桃李のイケメンっぷりに注目の作品です。

公開年:2012年
監督:古澤健
主な出演者:武井咲/松坂桃李/山崎賢人/新川優愛/青柳翔/高梨臨/高岡早紀/長谷川初範/麻生祐未

●『ゴースト/ニューヨークの幻』

銀行員のサム・ウィートは、陶芸家の恋人モリー・ジェンセン(デミ・ムーア)と幸せな生活を送っていたのですが、ある夜、暴漢に襲われ、発砲されてサムは死んでしまいます。サムはゴーストとなり、モリーの元に現れるのですが、全く彼女に気付いてもらえません。サムはゴーストに教わってものを動かせるようになるのですが……というストーリーです。

死んでもなお人を愛する気持ちは変わらないというメッセージが胸を打ちます。またロマンスあふれるお話ですが、コメディ的な要素もあり、暗い気持ちにならずにすむ作品です。ぜひあなたの愛する人と一緒に見てください。

公開年:1990年
監督:ジェリー・ザッカー
主な出演者:パトリック・スウェイジ/デミ・ムーア/ウーピー・ゴールドバーグ/トニー・ゴールドウィン/リック・アビレス/ヴィンセント・スキャヴェリ/フィル・リーズ

●『風と共に去りぬ』

南北戦争勃発前のアメリカ南部が舞台です。オハラ家は南部の名家でタラの大地主。その長女スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)は上流階級の花形でした。同じ大地主のウィクルス家の息子アシュレー(レスリー・ハワード)に恋をしますが、彼はメラニー(オリヴィア・デ・ハヴィランド)が好きなのでした。スカーレットは振られますが、そこに現れたならず者然としたレット・バトラー(クラーク・ゲーブル)に引きつけられます。ここで南北戦争が勃発。オハラ家も落ちぶれ……というストーリーです。

上映時間222分にもなる一大史劇です。南北戦争によって没落する旧南部の上流階級のお嬢さんがそれでもたくましく生きていく姿を描いています。自分が最も愛した男性に去られることになりますが、それでも彼女は生きていくのです。その姿に感動しない人はいないでしょう。

公開年:1939年(アメリカ)/1952年(日本)
監督:ヴィクター・フレミング
主な出演者:ヴィヴィアン・リー/クラーク・ゲーブル/レスリー・ハワード/オリヴィア・デ・ハヴィランド/トーマス・ミッチェル/バーバラ・オニール/ハティ・マクダニエル/イヴリン・キース/アン・ラザフォード/ハリー・ダベンボート/ローラ・ホープ・クルーズ/キャロル・ナイ/オナ・マンスン/カミー・キング

●『恋愛小説家』

メルヴィン(ジャック・ニコルソン)は、恋愛小説家でありながら偏屈でジコチューな本当に嫌なやつです。しかし、行きつけのレストランのウエートレス(ヘレン・ハント)にだけは素直でした。ある日、隣に住んでいるゲイのカップルからイヌを預かります。嫌々の渋々引き受けますが、徐々にイヌとも仲良くできるようになります。そして気になっているキャロルとも交流が深まっていく……というストーリーです。

主役がジャック・ニコルソンというのが素晴らしいです。あのこわもてでジコチューな恋愛小説家を熱演しています。徐々に心を開いていく、その過程でメルヴィンの表情は大きく変わります。人を愛することの重要さにあらためて気付かせてくれる映画です。

公開年:1997年(アメリカ)/1998年(日本)
監督:ジェームズ・L・ブルックス
主な出演者:ジャック・ニコルソン/ヘレン・ハント/グレッグ・キニア/キューバ・グッディング・ジュニア/スキート・ウールリッチ/シャーリー・ナイト/ジェシー・ジェームズ

●『タイタニック』

1912年、豪華客船タイタニック号が処女航海に出ようとしていました。上流階級のお嬢さんローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)は、母(フランシス・フィッシャー)、婚約者キャルドン・ホックリー(ビリー・ゼイン)と一緒に乗船します。一方、貧しい青年ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)は、友達のファブリッツィオ(ダニー・ヌッチ)と共にタイタニックに乗り込むのでした。船の中で、ローズとジャックは恋に落ちてしまいます。しかし、タイタニックは氷山と激突する運命にあるのでした……というストーリーです。

ジャックとローズの純愛をロマンチックに描いた恋愛映画の傑作ですが、一面でまたパニック海洋映画でもあります。緻密に再現されたタイタニック号はまさに圧巻。ジェームズ・キャメロン監督のこだわりが細部にまで行き届いています。本作は世界的大ヒット作となり、主題歌のセリーヌ・ディオン『My Heart Will Go On』(マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン)もまた大ヒットしました。

公開年:1997年
監督:ジェームズ・キャメロン
主な出演者:レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット/ビリー・ゼイン/デビッド・ワーナー/フランシス・フィッシャー/ダニー・ヌッチ/ジェイソン・ベリー/エイミー・ガイバ/ビル・パクストン/グロリア・スチュアート/スージー・エイミス/ルイス・アバナシー/キャシー・ベイツ/バーナード・ヒル/ジョナサン・ハイド/ヴィクター・ガーバー/マーク・リンゼイ・チャップマン

●『フラッシュダンス』

主人公アレックスは、プロのダンサーを夢見て、昼は溶接工、夜はフロアダンサーとして働いています。アレックスは自分の務める製鉄所の若き社長ニック(マイケル・ヌーリー)と知り合い、付き合うようになります。ニックは、彼女が受けるダンサー養成所の試験に合格するよう手を回しますが、アレックスはそれを知り「自分の力で受かる」と激怒。いったんはオーディションを諦めますが……というストーリーです。

このアレックスの恋とサクセスの物語は、80年代的な能天気さ、明るさにあふれていて、見る人をすかっとさせてくれます。オーディションでのダンスシーンとラストシーンの晴れやかな幕切れは爽快感たっぷりです。

公開年:1983年
監督:エイドリアン・ライン
主な出演者:ジェニファー・ビールス/マイケル・ヌーリー/リリア・スカラ/サニー・ジョンソン/カイル・T・ヘフナー/リー・ヴィング/シンシア・ローズ/ロン・カラバトソス/ベリンダ・バウアー/マルコム・ダネア

●『マネキン』

就職先で失敗続きの芸術家志望の青年・ジョナサン(アンドリュー・マッカーシー)は、あるデパートで自分の作ったマネキンが飾られているのを見つけます。そのデパートに転職したジョナサンに、そのマネキンが人間エミー(キム・キャトラル)となって話し掛けてくるのです! マネキンの彼女をモチーフに、芸術家の才能を発揮して素晴らしいウインドーディスプレーを作ったジョナサンは、デパートの業績をアップさせるのですが……というストーリー。

大人のためのおとぎ話といったストーリーですが、とてもよくできた恋愛コメディー映画です。恋愛とはお互いを思いやることだ、と思い知らされます。また、見る人の心を明るくしてくれる作品なのです。ちなみに続編『マネキン2』も製作されています。

公開年:1987年(アメリカ)/1988年(日本)
監督:マイケル・ゴットリーブ
主な出演者:アンドリュー・マッカーシー/キム・キャトラル/メシャック・テイラー/エステル・ゲティ/キャロル・デイビス/クリストファー・メイハー/G・W・ベイリー/ジェームズ・スペイダー/スティーブン・ビノビッチ

●『プリティ・ウーマン』

実業家のエドワード・ルイス(リチャード・ギア)は友人宅でのパーティーに出席しますが、途中で抜け出します。道に迷ったエドワードは、道ばたで売春婦ビビアン・ワード(ジュリア・ロバーツ)に声を掛けられます。体は売るが唇にキスをするのは駄目というビビアンに引かれたエドワードは、ロサンゼルス滞在中の話し相手として彼女と契約します。彼女を好きになっていくエドワードは……というストーリーです。

本作は『マイ・フェア・レディ』(映画は1964年にオードリー・ヘップバーン主演で製作)と同様のシンデレラストーリー。おとぎ話のような恋愛映画ですが、ジュリア・ロバーツのかわいさ爆発で、ジュリアは本作でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しています。

公開年:1990年
監督:ゲイリー・マーシャル
主な出演者:リチャード・ギア/ジュリア・ロバーツ/ラルフ・ベラミー/ジェイソン・アレクサンダー/ローラ・サン・ジャコモ/アレックス・ハイド=ホワイト/エイミー・ヤスベック/エリノア・ドナヒュー/ヘクター・エリゾンド

●『それでも恋するバルセロナ』

親友同士のヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)は、スペイン・バルセロナに旅をします。二人は画廊で開かれたパーティーに出席し、そこで画家フアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)に出会います。クリスティーナが体調を崩している間に、フアンに引かれたヴィッキーは彼と寝てしまうのです。そうとは知らないクリスティーナはフアンと同棲(どうせい)を始めるのですが、そこにフアンの元妻(ペネロペ・クルス)が現れ……というストーリーです。

ウディ・アレン監督らしい、もつれる人間関係を描いた作品で(笑)、ぱっと見は痴話げんか映画のようです。しかし、ややこしい愛憎関係の中で生き生きと輝く人の描写はお見事という他なく、「そうだよね、恋愛ってこういうもんだよね」なんて思ってしまう人は多いのではないでしょうか。ちなみに、ペネロペ・クルスは本作でアカデミー賞 助演女優賞を受賞しています。

公開年:2008年(アメリカ)/2009年(日本)
監督:ウディ・アレン
主な出演者:ハビエル・バルデム/レベッカ・ホール/ペネロペ・クルス/スカーレット・ヨハンソン/パトリシア・クラークソン/ケヴィン・ダン/クリス・メッシーナ/クリストファー・エヴァン・ウェルチ

おすすめの恋愛映画を15本ご紹介しました。洋画・邦画さまざまな恋愛作品がありますが、まずは今回紹介した作品からチェックしてみるのはどうでしょうか? きっとお気に入りの一本が見つかるはずですよ!

(中田モータース@dcp)

「【胸キュン注意】思わず恋がしたくなるおすすめ恋愛映画15選」のページです。デイリーニュースオンラインは、ときめき胸キュン恋人感動恋愛カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る