副業はできなくなる? 巷でウワサの「マイナンバー」制度と「お金」の話 (3/3ページ)

マイナビウーマン

編集部  会社の就業規則に違反していたり、税の申告を怠っていたり、ということがなければ、「マイナンバー制度」がはじまったからといって副業についてそこまで心配することはないということですね。

風呂内 そうですね。「マイナンバー制度」は、行政手続きを効率化してそのコストを下げ、税をより効果的に使おうというもので、うまく運用されれば、私たちにもメリットが大きい制度です。過剰に不安がる必要はありません。

ただ、導入にあたり、行政のミスでマイナンバーの流出があったり、制度への不安を逆手にとってお金をだまし取る「マイナンバー詐欺」が発生したりといったトラブルも起こっています。「マイナンバー」は、流出すること以上に悪用されることが危険です。まずは自分の「マイナンバー」をしっかり把握しておくことが、トラブルを未然に防ぐ第一歩です。

電話で「マイナンバー」を聞かれたり、お金を請求されるなどといったことはありません。もしそうした電話があった場合は、国や市区町村に設けられている「マイナンバーコールセンター」に確認するようにしましょう。

編集部 今後どのように運用されるのかを理解して、マイナンバー制度の利用開始に備えたいですね。

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◆ひらたさんプロフィール 生保・損保企業で事務職の正社員として働く、社会人6年目の28歳。東京在住で親と同居している。手取り年収は約280万円、手取り月収は約18万円。会社の財形貯蓄に毎月3万円回しており、現在の自分名義の貯蓄額は300万円以上~400万円未満と堅実。しかし、月々の支出合計は18万9,000円と手取り月収をややオーバー。化粧品のパッケージ買いを頻繁にするだけでなく、“こだわり出費”として月1回のネイルとヘッドスパ代に1万5,000円を費やすなど、多めの出費も目立つ傾向に。月々の貯蓄額をもう少し増やしたい、賢くお金を管理したい、と思ってはいるものの、どうしたらいいかわからず、悩んでいる。また、実家から出てみたいとも思っているが、引っ越し費用で貯金が減るのがイヤで、行動に移せないでいる。最近のマイブームは、女性アイドルのコンサートに行くこと。

(ヤマダケイコ/六識)

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