天才テリー伊藤対談「三宅恵介」テレビに出たのは制作費削減のため (2/2ページ)
そうこうするうちに「ひょうきんベストテン」というコーナーがあったので、「ひょうきんディレクターズ」名義でレコード(「ひょうきんパラダイス」)まで出すことになってしまって(笑)。
テリー あった、あった。懐かしいですね。
三宅 その時のことでよく覚えてるんですが、“有線回り”というのをやったんですよ。
テリー よく演歌歌手の方がやってますよね。各地にある有線放送に挨拶して、曲をかけてもらう。
三宅 そうなんです。レコード会社の人がマイクロバスを出してくれて、昼過ぎぐらいからあちこち回っていたんですよ。
テリー へえ、楽しそうじゃないですか。
三宅 ところが、夕方ぐらいに浅草に行ったら、かなり年配の演歌歌手の方が「これ、お願いします」とレコードを手に関係者の方に頭を下げているのを目撃したんです。さすがに「我々みたいな遊び半分の人間が、こんな営業をするのは失礼だ」と思って、残りのスケジュールは全部キャンセルしましたね。
テリー とはいえ、やることが華やかですね。僕なんか当時、社員3~4人の小さな制作会社にいたから、「フジのディレクターは全然違うな」と、うらやましく思ってましたよ。そんな勢いだと、当時はモテました?
三宅 やっぱり勘違いはしますよね(笑)。
テリー アハハハハ! うらやましい!
三宅 でも、悪いことはしてないんですよ。
テリー う~ん、もったいない! 僕だったら絶対に女の子に声かけてますけどね。