浅田真央、羽生結弦でも太刀打ちできない“もうひとつのスケート”のスゴさ

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浅田真央、羽生結弦でも太刀打ちできない“もうひとつのスケート”のスゴさ

 スポーツなどの、普段は見ることのできないシーンや、テレビ放送の舞台裏、普通は聞こえない試合中の選手たちの言葉を読唇術でひも解くなど、さまざまなシーンを切り取って見せる「キリトルTV」(テレビ朝日系)。

 11月22日放送の同番組では、スケートがテーマに取り上げられた。同じスケートでも、速さを競うスピードスケートと優雅さを競うフィギュアスケートでは、スケート靴は真逆な発想で作られているという。もしこの両者が互いの競技用の靴を履いたらどうなるか。

 そのテーマに合わせて登場したのは、トリノ五輪フィギュアスケート金メダリストの荒川静香と長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保。

「フィギュアスケートの刃は4.4ミリくらいの厚さで、細かな動きがしやすいよう前後は短いんです。対してスピードスケートの靴は1.2~4ミリと刃が薄いうえに刃渡りも長く、安定性がある作りです。いくらメダリストでも違いが大きすぎて、履いて動くだけでも大変でしょう」(スポーツ紙記者)

 実際、番組では「刃が薄くて怖い!」という荒川も、「安定が悪い」という清水も、靴に慣れるまで1時間。やっと履きこなして競技を開始したが、靴を履く前には「2回転くらいできそう」と豪語していた清水もフィギュアでは尻餅をつき、またぐような1回転がやっと。荒川のスピードスケートも「曲がれない」「止まれない」とへっぴり腰で、清水が20秒近い大差をつけ圧勝。

「当然の結果でしょう。荒川さんの時代より数段、難易度の高い技術をこなす浅田真央選手や羽生結弦選手だって、フィギュアの靴でなかったら、同じ結果ですよ」(前出・スポーツ紙記者)。

 改めて、選手たちのすごさがわかる実験だった。

(大門はな)

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