【アニメ漫画キャラの魅力】実は賢い!?イタズラ好きな腹黒子鬼「テン」ちゃんの魅力とは?『うる星やつら』

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 どスケベで浮気性な主人公「諸星あたる」と、異星人の「ラム」ちゃんをはじめとする、個性豊かなキャラクターたちの日常をコミカルに描いた名作『うる星やつら』。そんな『うる星やつら』の中から、今回は強烈な関西弁が印象的な、ラムちゃんの小さな従弟「テン」ちゃんの魅力についてご紹介いたします。


⇒テンとは?(うる星やつら)
http://www.charapedia.jp/character/info/5191/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■可愛い!憎たらしいところもまた可愛い!!

 頭の上の小さな一本角や、大きなトラ柄のオムツ(本人いわくオムツではないらしいのですが)など、非常に可愛らしい外見のテンちゃん。ぽわぽわと浮いているだけでとてもキュートです。しかし、その可愛らしい見た目とは裏腹に、イタズラと若い女性が大好き。あたるを怒らせては近くの若い女性に泣きついて守ってもらい、そのついでに甘えたりします。その憎たらしさから、あたるなど、テンちゃんのイタズラ被害者たちからは、「ジャリテン(ジャリんこのジャリ)」と呼ばれるほど・・・。そんなイタズラがラムちゃんにバレた時や、危なくなった時に、内股でちょこんと立ち「あのな、あのな」と必死に弁明する姿は何とも愛くるしいです。
 
■実は賢く、本当の意味で「おりこうさん」

 テンちゃんは年齢こそ明かされておりませんが、自分でも発言しているようにまだ幼児です。それにも関わらず、若い女性の前では猫をかぶり「ぼくいい子や」と甘えたり、表の顔と裏の顔を使い分け、あたると対等にわたりあうなど、とても幼児とは思えないしっかりとした言葉で話します。

 さらに、雪かきをする時には、持ち前の炎を口から吐き雪をすべて溶かし、持っていた不思議な道具で雪解け水をすべて吸い込み雪かきを終わらせるなど、幼児とは思えないほど機転が利きます。もしかすると、高校生のあたるよりも頭が良いのではないでしょうか・・・。

■本当は素直で純情な男の子・・・?

 ある時テンちゃんは、主人公「あたる」の通う高校の保健室の先生、巫女の「サクラ」さんに恋をします。いつも、若い女性ならば誰かれ構わず甘えるテンちゃん。しかし、この時ばかりは珍しく恥ずかしがってもじもじしたり、幼児である事を利用してデートしてもらった時には、サクラさんに結婚を申し出たりと、そのとても素直な様子がキュートでした(デート中に見ていた映画の内容はいつものテンちゃんといった感じでしたが)。

 また、空を飛ぶ速度が遅いことにコンプレックスを抱いており、それをあたるに馬鹿にされた時は、文字通り火を噴いて怒ったり落ち込んだりと繊細な一面もみられます。
 
 これは後々明らかになりますが、実はテンちゃんのお母さんの職業は「火消し」。そのためか、母親の前では恐縮して敬語で話し、いつもの猫かぶり以上に良い子であろうとします。どぎつい関西弁で、あたるたちを罵倒するテンちゃんと、普通の子供らしいテンちゃんのギャップが面白く、見ていてとても可愛らしいです。

 30年ほど前の作品であるにも関わらず、今見ても読んでも面白い、まさに不朽の名作『うる星やつら』。最近でもTVコマーシャルに使用されるなど、その人気は未だに健在です。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:河合並盛(キャラペディア公式ライター【バンタンゲームアカデミー ゲームライター専攻】)

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