その期待、悪影響!「親の夢を背負わされた子」の行く末とは (2/2ページ)
例えば稼ぎの悪い夫を否定して「しっかり勉強していないとお父さんのようになってしまうよ」と言っている人もいます。
子どもの前でママがパパを否定すると子どもは父親を“ダメ人間”と思うようになり、父親の姿を見て誇らしく思ったり、尊敬することなど出来ません。それどころかだんたんと馬鹿にするようになってきます。
そして、仮にいい学校に入学できても「勉強が出来ない人間は価値がない」という誤った感覚が沁み付いています。社会人となってもそんな態度を醸し出してしまったら、自分自身周りから人として尊敬されることもなく寂しい人生を送ることになりかねません。
あなたが“夫はダメオヤジ”と思っていても子どもの前では「お父さんはお前たちのために毎日、仕事を頑張って稼いで来てくれているんだよ」と言ってあげましょう。
いかがでしたか。
せっかく、生まれてきたのに“親の期待”という抱えきれない、そして、抱えたくない重荷背負わされ、親の夢を叶えるため生きる子どもはとてもしんどいです。子どもの人生は子どものものです。
職業選択の幅が広がるようにせっせと肥料を与えてあげるのが親の役目です。あとはどんな人生を歩もうが子どもの好きにさえてやるのが愛情だと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
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