天才テリー伊藤対談「林寛子」黒澤久雄さんとの結婚、そして別れ (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー 初めてかけるにしては、かなり遅いね。

 そうでしょ? 私も試験じゃなかったら起きてないですよ。で、「こんな時間に何してるんですか?」って聞いたら「俺にとってはまだ序の口だ」って。それで、「この不良が!」と思って「お母さんが心配するでしょう」って言ったら、その言葉に向こうはクラっときたみたいです。「なんて純粋で心がキレイな子なんだ」って(笑)。

テリー そうすると、久雄さんの印象は最悪だよね。それでも結局つきあうことになるんだ?

 恋愛経験もなく、結婚願望を持つ前にさらわれた感じですかね。向こうも「だまされた」って言ってますけど(笑)。

テリー どのぐらいつきあって結婚したの?

 2年ぐらい。それで23年目に離婚しました。

テリー 原因は何だったんですか?

 ひと言では言えないんですけど、今考えると、私のほうが光の速さで大人になっちゃったんでしょうね。久雄さんはお父さん(黒澤明監督)と二人三脚で映画を作ってる人で、どこか現実味がないというか、ポワ~ンとしてるんですよ。それが現実的な主婦とか母親の立場からするとイラッとするんです。それで何度もケンカになったんですけど、ある時から私、ケンカするのをやめたんです。

テリー それは、言っても通じないから?

 お互い見てる風景が違っているんだなと気づいて。で、私から「別れたいんだけど」って言ったんです。

テリー 久雄さんは何て言ったの?

 「あ、そう」って。「理由ぐらい聞け!」って思いましたけどね(笑)。でも、そのあとに「俺もこのままじゃいけないと思ってた」って言ってくれたから、私の気持ちをわかってくれてたみたいですけどね。

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