急増中注意! 内科医に聞く、風邪ではないのにのどに激痛、発熱する「溶連菌感染症」とは (2/2ページ)

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「医療機関に診断キットがあれば診察当日に検査が可能で、約15分で結果が分かります。また、『咽頭(いんとう。のどもとのこと)や口蓋垂(こうがいすい。のどちんこのこと)周辺に出血性の赤い斑点が現れる』、『イチゴ舌といって、舌に赤いぶつぶつが見える』と、溶連菌感染症が強く疑われます」と泉岡医師。

■風邪薬を飲んでも治らないので注意

そういう症状になった覚えがあります。一般の風邪とは処方される薬が違いますよね。

「溶連菌感染症と判明した場合は、抗生物質を服用して治療します。おおむね、薬を飲み始めて1~2日で熱は下がり、のどの腫(は)れや痛みも治まります。

重要なのは、医師の指示通りに抗生物質を服用し続けることです。自覚症状がなくなったからといって抗生物質を飲むのをやめると、再発する可能性が高いんです。

また、心臓弁膜に障害などを起こすリウマチ熱や、急性糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)といった重とくな合併症を起こす恐れがあるので注意しましょう」(泉岡医師)

予防する方法について泉岡医師は、
「ワクチンがないので、風邪やインフルエンザを予防するときと同様に、手洗いとうがいが基本です」と説明し、最後にこうアドバイスを加えます。

「溶連菌感染症は細菌が原因なので、抗生物質を服用しないと治ゆしません。風邪だと思い込んで市販薬の風邪薬を服用しても意味がないので、のどが激しく痛む場合や、手足に発疹ができた、手足の傷から発熱したなど、いつもと違う症状があれば早めに内科を受診してください」

食事を飲み込むにも、声を出すにものどが痛むなどの症状があれば、それはこの病気の可能性が高いようです。細菌による痛みだと察して医療機関に急ぎましょう。

(岩田なつき/ユンブル)

取材協力・監修 泉岡利於氏。医学博士。内科医、大阪府内科医会副会長。医療法人宏久会泉岡医院院長。

泉岡医院 大阪市都島区東野田町5-5-8 JR/京阪電鉄京橋駅中央出口から徒歩7分

http://www.izuoka.com/

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