妊娠中、産後ママの「3つの体質別」お肌トラブルケア法♡
「お肌が最近乾燥してカサカサする……」と季節の影響などで乾燥してしまいお悩みの方も多くいらっしゃるかと思います。
特に産後間もない方や、妊娠中の方は、肌が敏感になりやすい上に薬の使用も難しくなりますので、肌がボロボロのままで数カ月過ごしていることもあるのではないでしょうか?
今回はヨガインストラクター兼アーユルヴェーダアドバイザーの筆者が“アーユルヴェーダの体質別に、肌トラブル対処法”について詳しくお伝えします。
■あなたの体質は何にあてはまる?
アーユルヴェーダでは、この世界は“地・水・火・風・空”という5大元素で成り立っていると考えられています。
これと同じように、人間の身体も“ヴァータ(風・空)”“ピッタ(火・水)”“カパ(水・地)”の3つの性質により骨・筋肉・内臓が構成され、生きるための大切な生理的機能がつくりだされていると考えます。
基本的に私たちの身体にはこの3つの要素が全て揃っているのですが、人によってそのバランスが異なります。そのため、3つのうちのどの要素が多いかによって体質が異なってくるのです。
ではその3つの体質の特徴を見ていきましょう。
・ヴァータ(風・空)体質
身体的特徴・・・痩せている、背は高いか低い、目は切れ長、肌や髪の乾燥、関節がポキポキ音が鳴る、歯並びが悪い、便秘
精神的特徴・・・落ち着きがない、妄想好き、不安症、おしゃべり、コミュニケーション力がある、芸術性がある
・ピッタ(火・水)体質
身体的特徴・・・中肉中背、筋肉質、肌や歯が黄色、鋭い目、歯並びが良い、頻繁に喉が渇く、消化力が良い、暑さに弱い
精神的特徴・・・怒りっぽい、攻撃的、責任感がある、正義感がある、リーダー気質
・カパ(水・地)体質
身体的特徴・・・ぽっちゃり、骨太、色白、髪が黒く太い、肌がしっとり、大きな目、歯が大きい、関節がなめらか、湿気に弱い
精神的特徴・・・穏やか、行動が遅い、覚えるのは遅いが記憶力は良い、人見知り、常に眠たい、変化を嫌う
みなさんは、どのタイプが一番あてはまりましたか? 自分の体質がわかったら、それぞれの対処法をみていきましょう。
■体質に合わせた肌トラブル対処法
アーユルヴェーダでは“肌に何かをつけて治す”というよりは身体の内側から改善をはかります。
食事や日々の生活を少し変えるだけで自然と肌の状態も改善していきますので、ご自身の体質に合う対処法を試してみてください。
・ヴァータ(風・空)体質
この体質の方は年中乾燥に悩まされることがあるでしょう。
特に今の冬の時期にはヴァータが体内に増えやすくなりますので、この体質の方はこの時期要注意です。
食事面ではまず“水分”“油分”“温かいもの”がポイントです。
また短時間・不規則な睡眠がヴァータを増大させますので、できるだけ8時間以上寝るようにしましょう。
毎朝太白胡麻油でフェイスマッサージし、油分を与え血行もよくすることを心掛けてくださいね。
・ピッタ(火・水)体質
この体質の方は肌に赤みのある湿疹や炎症が出やすくなります。特に夫婦喧嘩などで、イライラしたり怒ったりした時に出やすくなりませんか?
体内の火が強くなりすぎているため、鎮静させる必要があります。
鎮静させるためにはココナッツオイルを調理の油として使ったりフェイスマッサージに使うと良いです。
できればお風呂は40度くらいの熱すぎない温度にして、時間も5分くらいの短めの時間にしておきましょう。
・カパ(水・地)体質
この体質の方は油っぽい肌で白いニキビもできやすくなります。
そんな症状の時の食事は、辛いと思いますがこの体質の方が好みやすい“甘いもの”“しょっぱいもの”を減らしましょう。
また3つの体質の中で一番運動をすべき体質で、できれば毎朝ヨガやウォーキングをして軽く汗をかいたほうが良いです。
オイルマッサージはあまり向いていない体質で、基礎化粧品などもあまり油分があるものは避けた方が良いかと思います。
いかがでしたか。
昔からの肌トラブルもご自身の体質を知ることで納得できたでしょうか?
生まれ持った体質とはまた別問題で、冬の時期には皆さんヴァータが体内に増えやすい時期になりますので、乾燥が特に気になる方はヴァータ向けの対処法を試してみてくださいね。
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガとアーユルヴェーダを専門とし、自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立。また今年出産を終えた1人のママとして、特に最近は妊婦や産後の身体についてを中心に学びを深める。ヨガやアーユルヴェーダを通じて妊婦さんや産後のママのサポートができるよう活動しております。
【画像】
※ Evgeny Atamanenko / Shutterstock