判明!「肥満児・生活習慣がルーズな子ども」が育つ家庭のルールとは?
「お菓子ばっかり食べないの!」「いい加減にゲームをやめて宿題しなさい」
小学生以上の子供を持つ家庭からよく聞こえてくるママの悲鳴です。この先輩ママたちの嘆き、他人事ではありません。
米インディアナ大学の研究者により、家庭できちんとしたルールがあるかどうかで、子供の食習慣や生活態度に違いが出ることが明らかになったのです!
今回は、同大学の研究結果を参考に、将来子供が肥満やダラダラ生活習慣に陥らないよう、家庭のルールをもう一度見直すために“幼少期から取り入れたい食事や生活のルール”をご提案します。
■“肥満児、生活習慣がルーズな子ども”を育てる家庭のルールとは!?
チョコレートやファーストフードなど、超ハイカロリーと知っていても美味しいものにはつい手が出てしまいますよね。健康や体重を気遣う大人でも誘惑に負けるのですから、子供はもうイチコロです。
でも、子供が幼く、“泣いて聞かないから”と言い訳をしながら、食べさせ放題していると、将来子供の肥満に悩まされることになりかねないのです。
米国インディアナ大学の研究者が4~8年生(日本の小学4年~中学2年)約3,000人のデータを分析した結果、子供の健康的な食習慣やゲーム・TVの使用習慣は、家庭のルールが大きく影響することが裏付けられました。
食べてよいものと悪いものなどの食のルールがあった子供はフルーツや野菜などの“健康的な食品をより多く摂取する”傾向に。
また、TVを見たりコンピュータで遊ぶ時間が決められていた子供は、ティーンエイジャーになっても“自分の時間をコントロールできる”傾向にあるそうです。
■「時間」「量」を決めて無理なくルール設定を
子供の食習慣はママの責任とはいうものの、“甘いものは食べさせない”、“市販の菓子はNG”などの厳しいルールを課すのは難しいですよね。手軽でおいしいものが巷に溢れているこのご時勢、徹底したおやつ管理は困難を極めます。
しかし、将来子供が肥満に悩まないためにも最低限の家庭のルールは必要です。「ジュースは一日に一杯だけね」「お菓子は3時のおやつの時間だけよ」など、食べる量や時間にルールを設けましょう。
また、やみくもに「ダメ!」と禁止するだけではなく、どうして食べてはいけないのか、フルーツや野菜を食べるとどんなよい効果があるのかなど、わかりやすく子供に説明してあげるとルールに従いやすくなります。
■ゲームやTVは時間制限でメリハリのある生活に
TVをはじめコンピュータやスマートフォンなど、一度持つと手放せない便利なデジタルツール。スマホを片時も離さずゲームやSNSに没頭する学生の姿に、国の将来を危惧する声も聞こえてきます。
レストランで子供を静かにさせるためにスマホでゲームをさせたり、大人都合で子どもたちをTVやゲームに追いやったりなど、デジタルツールに子守をさせた経験のあるママも多いのでは?
たまになら仕方ありませんが、いつもいつもデジタルに頼っていると、子供が10代になった時に過去の子育てを猛省するかもしれません。ゲームをやめるようにいってもなかなか聞かないのは、すでに習慣化してしまっているからなのかもしれませんよ?
TVやゲームを一切禁止にするのは難しいですが、一日の利用制限時間を決めてメリハリのある生活習慣をつけられるとよいですね。
いかがでしたか?
子供の肥満や生活習慣は家庭のルールに関連するという研究結果に、責任の重さを感じたママも多いかもしれません。
家族構成や生活環境などで家庭の事情は異なりますが、各家庭にマッチした独自の健康ルールを設けて、子供と一緒に健康的な生活習慣を身に付けましょう。
【参考】
※ IU researchers discuss childhood obesity, depression in Latino youth, teen alcohol use, more at APHA – INDIANA UNIVERSITY–PURDUE UNIVERSITY INDIANAPOLIS
【著者略歴】
※ 林カオリ・・・コピーライター・雑誌編集者・ライターを経て、ふらりとオーストラリアへ渡豪。ずるずると15年間滞在した後、数年前に日本にUターンする。海外留学・旅行・ライフスタイル関連記事のスペシャリストとして、日豪両国の多数の媒体に執筆。現在、オーストラリア生まれの小学生・幼稚園児の子育て真っ最中。日本と海外の子育て事情の違いをいたるところで実感し、人知れずカルチャーショックを受ける日々。
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