【潜入レポ】「ミス慶應コンテスト2015」ファイナル! 女子大生6人が艶やかなカラードレス姿で登場

学生の窓口

中野美奈子、青木裕子といった第一線で活躍するアナウンサーを多く輩出し、女性アナウンサーの登竜門との呼び声も高い『ミス慶應コンテスト』。2015年11月23日に本年度のグランドフィナーレが開催されました。「本気の女性は美しい」というテーマのもと、厳しい審査を勝ち残った6名の美女たち。今回はその『ミスソフィアコンテスト2015』の会場に、学生の窓口編集部が潜入してきました! 果たして、ミス慶應の栄冠を手にするのはどのミス候補なのでしょうか?!


■会場は超満員。世界的なファッションデザイナーの姿も!

慶應義塾大学・三田キャンパスのホールは満員。応援に駆け付けた観客やたくさんの報道陣でにぎわい、同コンテストの注目度の高さがうかがえます。

まず司会者から来賓のスポンサー企業の紹介がされると、ミス慶應2015のファイナリストたちのドレスをプロデュースした世界的なブライダルファッションデザイナー・桂由美さんからのご挨拶が。そして、いよいよファイナリスト6名がそれぞれの個性に合ったカラードレスをまとって登場です。タキシードに身を包んだイケメン慶應ボーイたちが壇上までファイナリストをエスコートします。

(経済学部経済学科4年・小川真実子さん。大輪の薔薇をまとったようなデザインのドレスがまぶしい!)

エントリーナンバー1番、法学部法律学科3年・松代杏奈さん。
エントリーナンバー2番、経済学部経済学科4年・小川真実子さん。
エントリーナンバー3番、法学部政治学科3年・千須和侑里子さん。
エントリーナンバー4番、環境情報学部2年・新井椎己さん。
エントリーナンバー5番、法学部政治学科4年・中川安奈さん。
エントリーナンバー6番、経済学部経済学科4年・山田来夢さん。

これでファイナリスト6名が揃いました。可憐で美しい立ち姿に、まるでステージ上が花畑になったような華やかさ! 改めて、ステージに立った彼女たちが今の心境を語ります。

松代杏奈さん
「すごく緊張しているのですが、今は本当に胸がいっぱいです」
小川真実子さん
「私もすごく緊張しているんですけど、今日は目一杯楽しめるよう頑張ります!」
千須和侑里子さん
「こんな素敵な舞台に立てて夢のようです。お集まりいただき、ありがとうございます」
新井椎己さん
「ここから見える景色は本当にすばらしいです。今日は楽しんでください」
中川安奈さん
「今日でミスコンの活動が最後だと思うと、なんだか胸がいっぱいです」
山田来夢さん
「今日はお越しいただいて本当にうれしく思っています。最後まで頑張りますのでよろしくお願いします」
と、緊張のせいか皆さん少しガチガチですが、このミスコンにかける真剣さが十分に伝わってきます。
■家族・友人からのサプライズメッセージに全員が号泣

続いて、各候補者たちのこれまでの軌跡をまとめたドキュメンタリーVTRとともに、これまで応援してくれた人たちへ向けて感謝の手紙が朗読されます。

まずは松代杏奈さんから。

「今この舞台に立って思うのは、どんなときも私を認めて受け入れてくれた家族と友人たち。ずっと応援してくれて本当にありがとう。ミスコンの活動は楽しいことがたくさんあったけど、落ち込んでしまうこともありました。人と自分を比べてしまったり、自分を好きになれないことがあったり、電気のついていない一人暮らしの家に帰ると一人泣いてしまうことも。そんなときに友達から励ましてもらうこともありました。たくさんの人たちに優しさをもらって、人とのつながりや温かさを感じることができて本当に私は幸せです。これからは私の恩返しの番。全力でみんなを応援したいと思います」

次に、小川真実子さんのメッセージ。

「私は今年の自分の誕生日に、友達と一緒に『えいっ!』とパソコン画面の送信ボタンを押してミスコンに応募しました。そして、憧れの舞台にこうして立つことができて、まだ夢みたいです。自信を持ちたくて応募したミスコンですが、自分とたくさん向き合い、泣きすぎて眠れない日もありました。そんなときに支えてくれた運営スタッフさん、友人、同じ候補者のみんな、たくさんの人に元気をもらい、支えられて今日を迎えることができました。本当に感謝しています。今度は私がみんなをハッピーにするので、これからもよろしくお願いします!」

3番目は千須和侑里子さん。

「一年前、友人が出ていたこの舞台を私はボーっと見ているだけでした。その頃の私は何をしても上手く行かず、憧れの舞台と自分の距離があまりにも遠く、自信を失っていました。でも、ここまで育ててくれた両親、大好きなお姉ちゃん、高校の恩師、いつだって応援してくれる友達、その人たちのことを思うと、挫けてはいられないと思ったんです。堂々と歩み努力し続ける、そんな生き方が一番素晴らしいということをミスコンの経験と候補者のみんなが教えてくれました。支えてくれた人たちに元気を届けられるような存在になりたいという夢に向かってこれからも努力し続けます。」

続いて、新井椎己さんです。

「あっという間にフィナーレを迎えて、今まで半年間応援していただき、ありがとうございました。皆さんの温かい応援メッセージは、涙を流すくらい本当に嬉しかったです。私はミスコン応募の締め切りギリギリまで悩んで悩んで出場を決めました。活動が始まってみると慣れないことばかりでつらいこともあったけど、家族や友人、他の候補者たち、皆さんに応援してもらい救われました。ミスコンを通して得たもの、出会った人、すべて忘れません。人生における宝物が一つできました。私の頑張りが誰かのパワーになって、何かに挑戦しようと思う人が一人でもいればすごく嬉しいです!」

5番目にマイクをとるのは中川安奈さん。

「ミス慶應2015が本格的にスタートしてからの半年間、私の人生の中で一番充実していて、変化の多い時間だったと思います。ミスコンの活動を通して出会った方々、応援してくれた家族や友人、先輩後輩、みんなに大きなありがとうの気持ちを伝えたいです。幸運にもこのような機会を与えてくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。4年生の私にとっては今年が最後の三田祭、残りの大学生活ではまだまだやらなければならないこと、やりたいことがたくさんあります。そこで応援してくれた皆さんに恩返することは、私のやりたいことリストの一番上に来ます。半年間、皆さん本当に…本当にありがとうございました」

最後に、山田来夢さんのメッセージです。

「今日まで支えてくれた皆様に心から感謝の言葉を伝えたいです。ありがとうございました。そして、家族のみんな、いつも見守ってくれてありがとう。『こんな娘は恥ずかしい』と嬉しそうな顔をしながら活動を応援してくれたのが、すごく嬉しかったです。まだまだ恩返しが足りないと思うけど、このミスコンで少しは親孝行できたかな? また、応援してくれた友達。いつも恥ずかしくて何も言えなくてごめんね。ありがとう。そして、運営スタッフ、ファイナリストのみんな、ありがとう。ミスコンの活動は今日で終わりだけど、“本気の女性は美しい"、このテーマに向かってこれからも走り続けます!」

各々のミスコン活動を追ったドキュメンタリー風VTRと合わせて、サプライズとして、家族や仲の良い友人からのメッセージVTRも流されました。これには感激のあまり候補者全員が涙、涙、涙…。また、他の候補者が手紙を読み上げている間、それを聞きながら涙を流し、うなずく他の候補者たちの姿が印象的でした。本当に仲の良い、一心同体の戦友だったからこそ、胸が熱くなってしまうんでしょうね。
■ミス慶應2015の栄冠はどの候補者の手に!?

そして、コンテストはいよいよ佳境へ。まず各クライアント賞が発表され、ついに今年のミス慶應コンテストのグランプリ、準グランプリの発表です。「第31回ミス慶應コンテスト2015」の栄えある準ミス慶應は……!

エントリーナンバー1番、松代杏奈さん!

会場全体から盛大な拍手が起こりました。プレゼンターから、準ミス慶應のたすきと花束が松代さんに贈られます。驚きと感激で呆然気味の松代さん。

「びっくりしすぎてまだ実感がないんですけど、伝統ある素晴らしい賞をいただいて幸せに思います。応援してくれた皆さんの存在が、ファイナリスト6人にとって心の支えでした。心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございます」

と喜びの感想を語ります。


そして、いよいよクライマックス。
「ミス慶應コンテスト2015」の栄えあるグランプリ「ミス慶應」に選ばれたのは果たして……?

エントリーナンバー2番、小川真実子さんです!

名前が呼ばれた瞬間、小川さんは「信じられない」というような表情に。プレゼンターからたすきと花束のほか、ミス慶應の証であるティアラが頭に飾られると、満面の笑顔を見せ、そして喜びの涙が頬を伝います。

「信じられない気持ちでいっぱいです。でも、本当に嬉しいです。今まで応援してくれた皆さん、本当に!本当にありがとうございました」と小川さん。泣いている表情もすごく素敵です。おめでとうございます!

盛大な歓声と拍手、素晴らしい涙とともに、コンテストの幕は下りました。

終演後、小川さんは「応援に来てくれたみんなが『良かったね』『頑張ったね』って声をかけてくれたことが嬉しかったです。いつも人に頼ってばかりの私だったけど、ちょっぴり恩返しできたのかなって」と、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを語りました。

準グランプリの松代さんも「すごく嬉しいんですけど、まだあまり実感が湧いていなくて……。でも、終わった後、応援に来てくれた家族や友達の顔を見たら、すごく泣けてきて、本当に“ありがとう"という気持ちでいっぱいになりました」と率直な気持ちを語ってくれました。


「ミスコンの経験を将来どう生かしていきたいか」という質問に対しては、

「誰かに対して感謝の気持ちを伝えたいときは、しっかりと行動に表す大切さを学びました。そうやって周りの人たちと支え合いながら生きていけたらいいなと思います」(小川さん)
「ネガティブなところがあったんですけど、そのままではやっていけないミスコンの環境に身を置くことで、どうすれば良い方向に持っていけるかを考えながら行動できるようになりました。今後、社会に出てつらいことがあっても、前よりは上手く乗り越えられるようになったのかなって」(松代さん)。

ミスコンに捧げた半年間、壁にぶつかって悩んだり、つらかったこともたくさんある中で、ファイナリスト6人はそれに負けまいと全力投球し続けました。

何かに必死になる姿こそ美しい――それが「本気の女性は美しい」ということ。まさに、コンテストのテーマを体現してくれたと言えるのではないでしょうか。
可能性と魅力に溢れた彼女たちが、この先それぞれの夢の舞台で活躍してくれることを祈っています。

取材・文:小山喜崇(サイドランチ)

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