洗濯機の仁義なき戦い「 縦置き式」の王座は揺るがず?
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洗濯機の世界でも、戦争が勃発している。
携帯電話の世界ではスマートフォンとフィーチャーフォンが、掃除機の世界ではサイクロン式と紙パック式が鍔迫り合いをしているが、洗濯機の場合は三つ巴である。
すなわちドラム式と縦置き全自動式、そして二層式だ。
これらの様式は互いが互いを完全駆逐することなく、実に見事なシェアバランスを維持している。今回の記事では、調べれば調べるほど奥の深い洗濯機事情について書いていこう。
■ 東南アジアと二槽式
まずは二槽式の今について説明したいと思う。
「二槽式? 懐かしいなぁ。今もまだあるの?」
そんなことを言われそうだが、二層式は別に“旧世代の様式”というわけではない。確かに、日本ではその数は少なくなったが、実は東南アジアでは今でも主役の座を守っている。
その中でもインドネシアは“二槽式王国”と表現してもいい。二槽式は全自動式よりも脱水がしっかりできるという定評がある。
そもそも、東南アジアは冬というものがないから、衣類を洗濯槽から脱水槽に移すという作業がさほど苦ではない。そして東南アジアには雨季があり、しっかり脱水をして、雨が降らないうちに洗濯物を乾かしたいという事情がある。
だからインドネシアの家電店へ行くと、全自動式と二層式が同じ程度の割合で並べられている。いや、二層式のほうが多いかもしれない。
そしてこの優位性は、当分変わりそうにない。
■ 苦境に立たされたドラム式
続いてはドラム式について。この様式の洗濯機は、現在苦難に立たされている。
その理由は、賢明なる読者の皆様はご存知だろう。世界各地でドラム式洗濯機に子どもが閉じ込められるという事故が多発しているからだ。
我が国でも今年6月、悲惨な事故が発生してしまった。7歳の男の子が洗濯機の中に入り、出られなくなってしまったのだ。男の子はそのまま窒息死した。
この事故に関して、ネット上では「親が悪い」という声も聞かれる。だが人間の深層心理は、ネット上には決して現れないものだ。「親が悪い。メーカーは悪くない」と叫んでみても、いざ自分が洗濯機を買うとなるとドラム式を避けてしまう。
例えば、価格ドットコムで洗濯機の売れ筋上位20位(2015年12月1日時点)を見てみても、ドラム式はわずか4機種しかランクインしていない。あとの16機種は縦置き式すなわち上開きの製品だ。
<ふたにゴムバンドをかけて子供が開けられないようにするといった生活の知恵も紹介しているが、担当者は「たとえ内側から開けられる仕組みでも、子供が操作できるとは限らない。どんな機種であっても中に入らせないことが一番だ」と話している。(日本経済新聞 2015年6月28日付記事より引用)>
各メーカーはこの問題に対し、様々な手段を講じている。だがドラム式の構造があのような形である以上、工夫にも限界があるようだ。
これは逆に言えば、縦置き式洗濯機がまだまだ主力製品の座を守っているということでもある。
■ オススメの縦置き式製品
では縦置き式の中で、今一番の売れ筋は何だろうか?
日本ではパナソニックと日立が洗濯機市場のトップに立っているが、特に人気なのが日立の『ビートウォッシュ』ブランドである。
この製品が一番のセールスポイントに掲げているのは、衣類に残った洗剤をしっかり流す『ナイアガラすすぎ』だ。洗濯機というのは汚れはもちろんだが、すすぎが終わった段階で洗剤も完全に落とさなくてはならない。
さらに洗濯槽の汚れを防ぐため、『自動おそうじ機能』も装備されている。
価格ドットコムの売れ筋ランキングでも、ビートウォッシュブランドは非常に強い存在感を発揮している。
もし貴方が洗濯機の買い替えをご検討なら、筆者オススメのこの製品を一度チェックしてみてはいかがだろうか。
【参考・画像】
※ ドラム式洗濯機で死亡事故 横に扉、子供入りやすく(日経新聞)
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