洗濯機の仁義なき戦い「 縦置き式」の王座は揺るがず? (1/2ページ)

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洗濯機の仁義なき戦い「 縦置き式」の王座は揺るがず?

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洗濯機の世界でも、戦争が勃発している。

携帯電話の世界ではスマートフォンとフィーチャーフォンが、掃除機の世界ではサイクロン式と紙パック式が鍔迫り合いをしているが、洗濯機の場合は三つ巴である。

すなわちドラム式と縦置き全自動式、そして二層式だ。

これらの様式は互いが互いを完全駆逐することなく、実に見事なシェアバランスを維持している。今回の記事では、調べれば調べるほど奥の深い洗濯機事情について書いていこう。

■ 東南アジアと二槽式

まずは二槽式の今について説明したいと思う。

「二槽式? 懐かしいなぁ。今もまだあるの?」

そんなことを言われそうだが、二層式は別に“旧世代の様式”というわけではない。確かに、日本ではその数は少なくなったが、実は東南アジアでは今でも主役の座を守っている。

その中でもインドネシアは“二槽式王国”と表現してもいい。二槽式は全自動式よりも脱水がしっかりできるという定評がある。

そもそも、東南アジアは冬というものがないから、衣類を洗濯槽から脱水槽に移すという作業がさほど苦ではない。そして東南アジアには雨季があり、しっかり脱水をして、雨が降らないうちに洗濯物を乾かしたいという事情がある。

だからインドネシアの家電店へ行くと、全自動式と二層式が同じ程度の割合で並べられている。いや、二層式のほうが多いかもしれない。

そしてこの優位性は、当分変わりそうにない。

■ 苦境に立たされたドラム式

続いてはドラム式について。この様式の洗濯機は、現在苦難に立たされている。

その理由は、賢明なる読者の皆様はご存知だろう。世界各地でドラム式洗濯機に子どもが閉じ込められるという事故が多発しているからだ。

我が国でも今年6月、悲惨な事故が発生してしまった。7歳の男の子が洗濯機の中に入り、出られなくなってしまったのだ。男の子はそのまま窒息死した。

この事故に関して、ネット上では「親が悪い」という声も聞かれる。

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