もう論理的思考は時代遅れ!頭を鍛えるには「数学的思考」が正解 (2/2ページ)

Suzie(スージー)

そこで、Aという数字を“これより大きい3の倍数はない”数字と定義します。

すると、(A+3)という数字も、3で割り切れることになってしまいます。

つまり、Aより大きい3の倍数が存在することになってしまい、定義に矛盾します。

ゆえに、この主張は正しいと結論づけることができます。

以上、証明終わり」

この論述に、いっさいの矛盾はありません。

そして、ポイントとなる箇所で使っている言葉はすべて論理表現です。

つまり、数学を正しく学んだ方は、特に何かを新しく勉強などしなくても、論理的思考など自然に身についているのです。そのため、数学的な人は、論理的思考のプロでもあるのです。

■中学校レベルの数学を正しく学ぶ

そろそろまとめましょう。

論理的に考えたり、論理的に説明したりすることが苦手と感じている方に本当に必要なのは、何か?

ネーミングだけは立派な“使えないフレームワーク”ではありません。

中学校レベルの数学を、正しく学び直すことで論理的思考が身に付けられるものなのです。

それは、数学が論理的思考を鍛える学問だから。

数学を学ぶのは嫌ですか? そうですよね……(苦笑)恐らく、数学の問題を見るだけでゲンナリしてしまう方もいるでしょう。

ならば、問題をいちいち解かずに読書感覚で教科書や参考書を読み進めるだけでもOKです。

そのとき、論理表現の使われ方に注目しながら読み進めるのがコツ。たったこれだけで、あなたの論理的思考力が自然に鍛えられますよ。ぜひ、騙されたと思ってチャレンジしてみてください。

(文/深沢真太郎)

 

【参考】

※深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社

shasin

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