初めての婚約挨拶マナー。彼氏、彼女の親にはどう接すればいい?

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恋人との婚約が決まれば、次の関門は両親への挨拶です。婚約のための挨拶の場では、未来の親となる人たちに好印象を与えたいものです。そんな挨拶の場で気をつけたいこと、好感を持たれるために気をつけること、知っておくといいことを紹介します。


●お互いの両親に相手の情報を伝える

結婚を決めるのは2人の間のことですが、両家への結婚報告はどうしても避けられないものであり、何よりも緊張する瞬間ですよね。そこをうまく乗り切るためには、何と言っても事前の根回しが必要です。挨拶の日程が決まったら、まずは両親に、相手の人となりやどんなことを好むのか、出身地や家族構成など、基本的な情報を伝えておきましょう。食事を出すのであれば、好みや食べられないものも伝えておきます。また、当日避けてほしい話題があるのなら、それも事前に伝えます。挨拶の場は、和やかなムードになることが何よりも大切です。お互いによい雰囲気で過ごせるように事前に配慮しておきましょう。

●恋人との間で両親の情報を交換する

両親に恋人の情報を伝えたら、次はお互いの両親に対する情報を共有します。性格、仕事、癖、趣味の他、当日和やかに過ごせるようにどんな話題を好むのか、何が好きなのかなど。また、この話題を持ち出せば機嫌がよくなるという話題があれば、それも伝えておきます。もちろん、失敗がないようにNGな話題もちゃんと共有しましょう。婚約が決まった途端、挨拶の服装を揃える人がいますが、できればお互いの両親に対する情報共有が終わってからの方がよいでしょう。挨拶の日のポイントは、「お互いの両親に気に入られること」です。両親に好印象を持たれる服装にするためにも情報共有後の購入をおすすめします。また、当日の手土産候補として相手の両親が好む物(菓子、お酒)も忘れずに聞いておきましょう。

●挨拶の日のためにマナーを勉強しよう

挨拶に行った時に最低限のマナーができていないと、当然恥をかきますし、せっかくの印象も大幅にダウンしてしまいます。そうならないためにも、最低限のマナーを勉強するようにしましょう。例えば座り方やお茶の飲み方、箸の持ち方などの基本所作を綺麗に見えるように心がければ、それだけで印象度はアップします。お辞儀の角度も意識しましょう。この他に、歩く時に背筋を伸ばして綺麗に見えるように歩くことも大切です。これに関しては、普段着慣れていない服を着ると「服に着られている」という印象を与えてしまうので、当日着る予定の洋服を着た上で練習するとよいでしょう。

●玄関口でのマナーは一番重要なポイント

先方の家を訪問した際に、玄関口でのマナーは印象を決定付ける上で重要なポイントになります。訪問した時に大切なのは、まずは「時間を取っていただいたお礼」を述べることです。そして、家の中に上がる時には、用意されているスリッパの位置に立ち、前を向いて靴を脱ぎます。この時、足で脱ごうとしないことです。ちゃんと手を使って脱ぎましょう。脱ぎ終わった靴は、相手にお尻を見せないように身体を斜めに傾けた上で揃えます。意外と皆さんできていないことなので、しっかりと気をつけましょう。また、玄関先で手土産を渡す人がいますが、これはNGです。手土産は家の中に通されて着席してから渡すのがマナーです。

●挨拶の時に気をつけたい3つのポイント

挨拶の時に気をつけたい3つのポイントを紹介します。1つ目は「挨拶に行くのは女性側の家が先」です。最近では気にしない家も増えてきましたが、基本的には嫁にもらう側が挨拶に出向くことが一般的です。2つ目は、「いきなりお父さん、お母さんと呼ばないこと」です。事前に親しくしていたとしても、そこはTPOをわきまえるべき。婚約の挨拶の時は「○○さんのお父様、お母様」と呼びましょう。そして最後の3つ目は、親が反対している時でも挨拶にいくということです。もし反対されているのなら、承諾してもらえるまで挨拶に通いましょう。誠意を示すことこそが、遺恨のない結婚への近道です。


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