チェルノブイリをVRヘッドセットで探訪できるプロジェクトが進行中 (2/3ページ)
撮影には何十時間も費やしたようで、例えば、体育館1つに3000枚もの高画質写真を撮影したとのことです。
何もない空間に3000枚
プリピャチ及びその周辺は、1986年に起こった大事故以降、放射性物質が安全なレベルまで充分に減少するのに約900年かかると概算されている超危険地域。かつては発電所の従事者やその家族など、おおよそ5万人が暮らしていましたが、事故から数日以内には居住者すべてが強制退去させられたゴーストタウンです。
高層アパートもひとっ飛び
覚悟と重装備がないと立ち入り出来ない場所ですが、今の時代はカメラ付きのドローンを飛ばせば、人間が行けない場所を見ることが出来ます。
錆びついた観覧車も空から見られる
Farm 51はまず、政府機関に頼んで現地でいくつかの部屋をテスト撮影させてもらい、彼らが持つ技術力を認めてもらったとのこと。今ではかなりの立ち入り禁止区域でも撮影が許されるまでになり、今後もこのVR再現プロジェクトにしばらく時間が費やされるようです。