環状交差点が普及するヨーロッパと、これから普及する日本の未来 (2/2ページ)

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というのは、環状交差点はその構造上、比較的広い面積を占有するため、日本のような市街地ではなかなか作りにくい。そのため北海道のような、ヨーロッパに近い風土の場所が適切であろう。

もうひとつ、大きな違いは交通に対する意識の違いである。

ヨーロッパで環状交差点が受け入れやすいのは、車を停止させることは無駄、円滑な交通の妨げになっているという意識がある。

平均速度をあげればあげるほど、目的地に到達するのが早いため、なるべく停止させたくないのだ。

一方、日本の場合はむしろ車を停止させて安全を確保したい、という意識が強い。例え、横からの交通がなくとも、赤信号で本線を停止させ、時間とガソリンを浪費することを容認している。

これを技術的に解決したのがハイブリッドカーであり、この無駄となっていた減速・停止を回生ブレーキでエネルギー回収、モーター駆動に生かしている。

ヨーロッパでハイブリッドカーが普及してこなかったのは、日本ほど信号で減速・停止しないために、エネルギー回収を効率良く行えないのも一つの理由として挙げられる。

信号で止まらないのであれば、エンジン車でも燃費が伸び、重い電池を積むハイブリッドカーとの差は大きくない。

環状交差点の普及とハイブリッドカーの効率は密接な関係にある。

環状交差点が普及すると、もしかしたらエンジン車も再び脚光を浴びるかもしれない。

【参考・画像】

※ リョウ / PIXTA

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