人気読モタレントの「意外な顔」…知られざる“えげつない特典ビジネス”も
今や女子中高生の憧れといえば、遠い存在のアイドルや女優ではなく、もっと近い存在「読者モデル」だ。益若つばさやJOYも然り、読モあがりの芸能人も少なくない。最近では、にこるん(17)、ぺこ(20)、ちぃぽぽ(18)、みちょぱ(17)、あいみぃ(20)……ティーン誌はもちろん、TVやイベントでもこんな名前を頻繁に見かける。
各々のニックネームからして、高校生活の延長線のような、いわば“子供”なイメージの読モたち。だが、その実態は大人顔負けのすこぶるシビアな世界だというのだ。
まずは、にこるんこと藤田ニコルについて。某番組出演をきっかけに“おバカキャラ”が定着し、最近ではバラエティ番組を中心にTV出演も多く、他の読者モデル達よりも一歩抜きん出た存在と言える。
男性読モのえげつない特典商法
そんな“新おバカ女王”の呼び声高い藤田だが、実はそのキャラからは想像もできないシビアで神経質な一面があるという。ある読者モデルをライバル視しており、共演NGを突きつけているというのだ。
「よくライバル扱いされているオクヒラテツコことぺこに対しては、リアルに共演NGを出していますね。ニコルちゃん本人が『大嫌い』と言っているようです。キャラが被っている事が理由のようですが……。ただ、雑誌はともかくTVのほうまではそんな我を通せないから、共演になってしまう際は事務所側もなだめるのが大変みたいです」(ティーン誌スタッフ)
男子読モも話題に事欠かない。プライベートアカウントがバレてNMB48の渡辺美由紀との関係が明るみになった“とむくん”こと藤田富(23)や、きゃりーぱみゅぱみゅの元彼だと暴露した“ごんごん”こと鈴木勤(23)など、こちらは女性関係が取り沙汰される事が多く、度々ネットユーザーを巻き込み炎上騒ぎを起こしている。
「中でもごんごんはバンドを組んでいるのですが、その販売方法がえげつないと一部で話題になっています。例えば、CDに特典をつけているのですが、1枚2千円のCDをジャケット違いで6パターン出し、全種揃えたら『5分間生電話ができる』という内容。それを50分ぶん、つまり12万円分も出すファンもいると聞きます。もちろん女子高生ですよ。どんな手段でそんな金額を捻出しているのか、怖いですよね……」(同)
こうした特典をめぐっては、ファン同士の争いも起きているという。
「男性の有名読モは、CDに特典は当たり前。『会える』や『話せる』のほか、イベントでの『2ショット特典』もある。なかでもプリクラは密室になれるので人気なんです。実際に抱きついちゃうファンのコもいるみたいで、覗き見して見張っていた他のファン達と喧嘩になるなんてことも多い。彼らも彼らで髪をなでたり肩に手を回したり……もう、完全にホストクラブですよ」(広告代理店社員)
ともあれ、“女子”読モに憧れるのと、“男子”読モに憧れているのとでは、話が大きく違ってくるようだが、あまり身近すぎる“応援しやす過ぎる”相手に憧れるのも考えものかもしれない……。
(取材・文/吉原淳)