ホームシックになりやすい人必見! 臨床心理士に聞く、一人暮らしの寂しさ解消法 (1/2ページ)

帰宅しても真っ暗、気配や物音はない、呼びかけても何の反応もない……、「一人暮らしをしていると、不意に寂しくなることがある」と同僚がつぶやいています。
「不安感や孤独感は自分の内側、心の中から生まれる感情です。決して悪い感情ではなく、うまく付き合うと充実感に転換できることもあります」と話すのは、臨床心理士でスクールカウンセラーの藤永聡美さん。詳しいお話しを聞いてみました。
■不安は一人暮らしに慣れて、余裕が生まれた証
一人暮らしの寂しさや不安感について、藤永さんはこう話します。
「国語辞典の『大辞林』では、『不安』は『気がかりなこと。心配なこと。これから起こる事態に対する恐れから、気持ちが落ち着かないこと』とあります。また、心理学辞典では『自己価値を脅かすような破局や危険の漠然とした予感』とあります。つまり、『嫌なこと、怖いことが自分に降りかかるかもしれないと感じること』です。
一人暮らしを始めたころは、慣れない料理や洗濯などの家事や生活リズムを整えるのに慌ただしい日々で、寂しさを感じる間もないでしょう。
ですが、暮らしに慣れてするべきことがひと段落したとき、時間的な余裕が生まれて暇だなと感じると、さまざまな不安やマイナスの感情を覚えることがあります。それは、自然な感情です」
部屋の静けさや、寂しさをまぎらわすためにつけたテレビ音や音楽が、逆にブルーな気分を強めることがある、と聞きます。
「テレビや音楽は聞き流すことができる性質のものなので、それで寂しさをまぎらわすことは難しいと考えましょう。
それよりも、料理をする、模様替えをする、日曜大工をする、植物を育てる、部屋の片づけや掃除に没頭するなど、『一人で打ち込めること、集中できること』を実行してください。