コミュ力「0」でも問題なし!人嫌いにピッタリな職業トップ13
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職業
「自分は社交的だ」と自信を持っていえますか? 人づきあいが苦手な人は、できるだけ人と関わらない仕事がしたいのではないでしょうか?
そんな方に朗報です。
今回、米国労働省のデータベースから974職種を参考に選ばれた「人と関わらなくてもいい13の職業」をご紹介します。
仕事と一緒に0から100の社交性スコアも記載するので、人づきあいのストレスから解放されたい方はぜひ検討してみてください。
■13位:エコノミスト/社交性スコア:57.5
経済に関する調査を実施し、報告書を作成する仕事です。また財・サービスや、金融政策と財政政策の生産・流通に関連する経済問題に対処するための計画を策定したりします。
経済という決して需要のつきない分野のスペシャリストです。向き合うのは人というよりも数字や経済の仕組みとなります。
■12位:陶芸家/社交性スコア:57
現代の陶芸家はろくろをまわして陶器をつくるだけではなく、さまざまな機械を使いこなして作品をつくります。工房の規模感にもよりますが、究極的には1人でもできるアーティスティックな仕事。孤独に作品と真摯に向き合いたい人には最適です。
■11位:輸送機器の塗装工/社交性のスコア:56.5
自動車、バス、トラック、列車、船、飛行機などの交通機関やあらゆる機器の表面を塗装します。塗装用の設備さえあれば、人と話す必要はありません。
■10位:鋳造機の従事者/社交性のスコア:56.5
鋳造とは、金属を型に流し込んで成型する方法のこと。機械の設定を行い、実際に操作して金属やプラスチックのパーツを組み合わせ、部品を鋳造していきます。
目の前の部品を組み合わせていくのはまさに職人技。対人関係が必要ない代わりに、高い集中力と精密な技能が求められるのです。
■9位:きこり/社交性のスコア:56.5
木について膨大な知識を持つスペシャリストです。自然災害やその他の事情で木々が倒れれば修復に努め、予期せぬ事態を想定して被害を最小限に留めます。不要な木はチェーンソーなどの機械を使って切り倒すので、体力も求められます。
■8位:手研削・研磨作業員/社交性スコア:56
工具を使いながら、たとえばナイフをといだり、ガラスを磨いたりする仕事です。他人とのコミュニケーションは必要ない、自分の腕だけでできる仕事です。
■7位:地質試料試験技術者/社交性スコア:56
石油、ガス、鉱物など資源の存在調査のため、地質サンプル、原油、ミネラルなどあらゆる物質をテストしたり分析します。人間にとって貴重な資源の確保には欠かせない職業です。
■6位:成型機の技術者/社交性のスコア:54.5
単に機械を作動させるだけではなく、必要に応じて調整も行います。製品に不具合や誤作動などが出ないように、試運転も欠かせません。常に機械のパーフェクトな状態を保てるように努めます。人間ではなく機械の管理職、というところでしょう。
■5位:衣服・織物アイロン係/社交性のスコア:53.5
衣服に関するプロフェッショナルの仕事です。蒸気や油圧、プレス機を使いながら、シワ1つなく美しく衣服を整えます。アーティスティックな職業とは違い、センスだけではなく経験が求められる職人作業なのです。
■4位:クラフトアーティスト/社交性のスコア:53.5
独特のセンスを活かして様々な作品をつくり上げる、クリエイティブな仕事です。ときには作品を販売、展示し、人の目に触れることもありますが、作品を作っている最中は、人と関わることはまったくありません。
■3位:詩人、作詞家、作家/社交性スコア:52
文章を使って作品を生み出します。0からオリジナルの文章を生み出せる人は、定年なくずっと続けられる仕事になります。書かれた原稿はエッセイや詩、その他無限の作品となってさまざまな媒体で人に伝わります。
■2位:農場労働者・作物労働者/社交性のスコア:51.5
人や家畜が食べるための農作物をつくる仕事ではありますが、少人数で広大な土地を管理する仕事という意味では、人との関わりは多くありません。食料となる農作物を作るこの仕事がなくなることはないでしょう。
■1位:ハンター・猟師/社交性スコア:51
野生動物を仕留める仕事です。狩った動物は食用、毛皮、飼料となって使われます。山の中に入り、1人で獲物を狙う時間がほとんどです。危険と隣り合わせではありますが、人との関わりはほぼ皆無です。
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人との関わりが少ないとはいえ、究極的には人のために行われている仕事であったり、人の手に渡る作品をつくったりする仕事が多くありました。人とまったく関わらずに生きていくことは、もしかしたら不可能なのかもしれません。
しかし、人づきあいが仕事への足かせになっているのだとしたら、最低限のつきあいだけでできる仕事がたしかにあることも事実なのです。
(文/スケルトンワークス)
【参考】