若手社会人必見! ボーナスを機にチェックしたい給与明細の正しい見方 (3/3ページ)
<適切な雇用保険料を調べる>
賃金総額 × 0.5%(一般企業の場合) = 雇用保険料
※賃金総額:毎月貰う給料の総額。通勤手当や深夜手当などの各種手当やボーナスも含まれます。
■共済費、組合費ってなに?
会社にもよりますが、共済会などを設置し共済費を回収して慶弔見舞金や福利厚生費に充てたりしています。また組合費は労働組合の活動費として徴収され、どのように使われているのかも会社によります。もし、不本意な積み立てや徴収だと感じるのであれば、脱退できるのか、共済会規約や就業規則で確認をしてみましょう。普段きちんと見ることのない給与明細ですが、この冬のボーナスを機にぜひチェックしてみてください。
■ボーナスを活用するコツ
とはいえ、給与明細をきちんとチェックしただけではお金は増えません。せっかく支給されたボーナスを無駄にしないためにも、活用方法まで教えてくれるパートナーを見つけるのも一つの手です。私から若手社会人の方にオススメしたい活用術としては、下記3つです。
1.支給金額を100%として、【将来対策の資産運用】【自己投資】【どうしても欲しいものを買う】などそれぞれ%で割り当て、予算化して使うことで金銭感覚が身に付きます。
2.半年払いの金融商品に投資することで、強制的な貯蓄習慣をつくることができます。
3.ボーナスを別の口座に移し、毎月積み立ての投資商品をその口座から引き落とせば、心理的不安を抑えた資産運用ができます。
まだまだ稼ぎが少ない若い頃だからこそ、自分の労働で得たお金に関心を持ち、正しく活用する方法を身に付けておきましょう。そうすれば、自分だけでなく家族や友人が困ったときに助けてあげることができます。
文●工藤将太郎(株式会社クレア・ライフ・パートナーズ代表取締役社長)
日本生命にて、外資系金融機関や、学校法人の福利厚生制度の構築に従事。「なぜ日本人は生命保険ばかりに偏るのか?」という疑問を持ち、生命保険に頼らない将来対策法を実践し独自のノウハウを確立、2011年に株式会社クレア・ライフ・ パートナーズを創業する。多くの人が思い描く将来を実現してほしいと考え、FPという立場から資産運用の必要性を発信している。