便利だけど幼児期の子どもの頭を「悪くしてしまう」恐れのあるもの4選 (2/2ページ)
“7:30”の表示を見て「7時30分だ」と言っても、時間の意味は分かっておらず、ただ数字を読んだだけです。
でも、針のついたアナログ時計ですと「長い針が“12”のところまであと30分間ある」の時間間隔が目で見て分かるようになります。時計を読むことは単に数字を読みあげることではなく、自分で「あと10分で寝る時間だな」と時の“流れ”を理解することです。
家庭では針がついているアナログ時計を準備しましょう。ただし、壁にかけっぱなしだと壁紙と同じです。「早くしなさい」と言う代わりに「あと10分で8時だからそろそろ寝る支度しようね」と時計を会話に入れることが肝心ですよ。
■4:携帯、パソコン
年賀状も暑中見舞いもSNSで済ませる人が多くなってきました。こうなると段々、手で文字を書くことが面倒になりますよね。でも、子どもには日常で友達へのお手紙や誕生日やクリスマスなど、季節やイベント毎にカードに文字を書く練習を習慣づけて、将来、筆不精にならないようにしつけましょう。
また、地図や漢字を調べる、その他調べものをするときネット検索は大変便利ですが、子どもには敢えて紙の地図帳や図鑑を与えましょう。
時間はかかりますが、ペラペラめくっていくうちに「こんな虫もいるんだ」「東京ディズニーランドは東京都ではなく千葉県に位置するんだ」など目的以外のものも発見でき興味関心が広がります。きっと知的好奇心にも火が点くでしょう。
また、冒頭でも触れましたが、携帯やパソコンを使うと文章の前後で自動的に判断して漢字変換してくれるため、最近は家に辞書を置いている人も少なくなりました。
でも、子どもには漢和辞典や国語辞典を与えましょう。漢字や言葉の意味を調べるとき辞書を見れば別の漢字もたくさん目にすることができ、漢字力が付きますよに付きますよ!
いかがでしたか。
教育には合理性ばかり追わないようにしましょうね。便利なことが時に子どもには悪影響の場合もあります。子どもが小さいうちは手間なことを敢えて経験させる方が知能も向上します。ぜひ意識してみてください!
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※ evgenyatamanenko / PIXTA