「iPad」5年の歴史を振り返って見えてきた、Appleがタブレット市場で負ける可能性 (1/2ページ)
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2010年1月27日、Appleがはじめて発表した『iPad』。
当時は今ほどリークも多くなく、iSlateだの、iTabなどと噂されていたApple製タブレットは、この時はじめて世に登場したのだった。
日本での発売は、そこから4ヶ月たった5月28日で、当時筆者も近所の家電量販店に、朝から並んだのをよく覚えている。
当時は、まだ『iPhone 3GS』の頃で、今ほどApple人気も高くなく、並んでいる人も多くなかった。それが、この5年で発売前から注目を集め、期待の新製品であれば、品切れ続出の有名企業となったわけである。
そんなAppleの躍進と共に育った『iPad』。この『iPad』は5年間でどの様に変わったのだろうか。
今回は様々な観点から『iPad』の進化の軌跡をたどっていきたいと思う。
■ スペック面は順当な進化
まずはスペックだ。正直、スペック面は、順当な進化を遂げているだけに過ぎない。重量が初代より約35%軽量化し、厚みも半分以下になっている。
Retinaディスプレイ化やカメラの搭載、端子の変更やプロセッサメモリ量の増加、Touch IDの搭載など全てiPhoneの真価に準ずる形で進歩してきているに過ぎない。
ただ、今年発表された『iPad Pro』はその限りではない。
今までiPhoneの一歩先をいくスペックを作り続けてきたiPadであったが、『iPad Pro』ではその何歩も先の、Macと肩を並べるまでの性能をもったマシンとなったのである。
iOS機でありながら、Macすら凌ぐ性能のマシンは作ることができる。それが明らかになるとさらにタブレットは今後PC、Macと同化していくのではないか。
そんなことが、5年目にして出てきた『iPad Pro』からは感じることができるだろう。
■ タブレット文化の牽引
次に考えられるのが“文化”だ。