ディズニーの斬新な映像技術!俳優の笑顔も泣き顔も、監督があとから切り替えられる時代に!?
source:http://www.shutterstock.com/
つい先日、『「誰でも俳優時代」到来?誰かの表情を「トム・ハンクス」で再現することなんて容易い』という記事がアップされたばかりだが、今度はディズニーがまたセンセーショナルな映像技術を発表した。
それは、別々に撮影した表情をブレンドしたり、表情を音声に合わせることができるというものだ。
■ セリフに映像を合わせる技術
言葉で説明してもわかりにくいだろうから、下の動画『FaceDirector: Continuous Control of Facial Performance in Video – YouTube』を見てもらうのがいい。
下の動画では、同じセリフを、同じ俳優に何度か言ってもらって撮影している。
中には、怒り顔と泣き顔の別テイクを撮っているものもある。もちろんまったく同じタイミングでセリフをいうのは不可能だ。
しかし、この技術はそれを融合してしまうのである。細かくいえば、表情の変化をセリフのタイミングに合わせてしまうのだ。
あるいは、泣きバージョンと怒りバージョンの演技を自然につなげてしまうこともできる。
■ 映画撮影と編集の手法が変わるか?
この技術を使えば、俳優にはいくつかのパターンの演技をしてもらってそれを撮影しておき、後から監督がその演技のいいとこどりをしてしまうことが、簡単にできるようになる。
ひょっとすると、映画撮影の手法がまったく変わってしまうかもしれない。
それにしてもディズニーというのはただ魅力的な映画、アニメーションを作っているだけではなく、こういった技術的研究にもかなり力を入れているようだ。
近年のディズニーのCGアニメーション映像は、本当に見事だ。やはりその背景には、こういった技術開発があってこそなのだろう。
いずれ、ディズニー映画が、各国語の吹き替えに合わせて、登場人物の顔の動きを変える、なんてこともできるようになるかもしれない。
【参考・動画】
※ FaceDirector: Continuous Control of Facial Performance in Video – YouTube
【画像】
※ Djomas / Shutterstock