無視はDVになる or ならない? 「ただの夫婦喧嘩とDV」の境目を解説! (2/2ページ)
(1)夫からの無視
ケンカのあと、もしも1か月から数か月に渡って夫が妻を無視することが続いたら、それは単なる夫婦喧嘩では済まされません。無視は、暴力に匹敵するくらい人の心を傷つける行為と言えます。
無視する側は、口をきかない、目を合わさないということによって相手に大きなダメージを与えています。これは完全にDVです。
(2)人格否定
言い合いの時には多かれ少なかれ、相手の心にグサッと突き刺さる文句や否定の言葉が出てしまいがち。それが時にはエスカレートしてしまうことがあるかもしれません。でも、もし何時間にも渡って“一方的に”暴言が浴びせられるようなら、それはDVと言えます。
「死ね」「お前なんか生きている資格がない」「お前のような人間は誰からも嫌われる」というような、人格否定の言葉が連発されるケースも危険だと言えます。
(3)ものに当たる
夫が怒って壁や机を叩くということは、案外多くの家庭で起きているようです。妻からするとビクッとしますが、そのすべてがDVかと言えばそうではありません。
男性の気質として、感情の高ぶりをそのように表現するという部分があるようです。もちろん理性で抑える人もいますが、物にあたることで気持ちに折り合いをつけるということもあるのです。
ただ、テレビやアイロンなどいかにも危ないものをわかっていて投げつけるとなると話は別。妻に怪我させることが目的だとしたら、間違いなくDVと言えるでしょう。
いかがですか?
殴る・蹴るなどの身体的暴力はなくても、夫婦喧嘩がDVに発展していると見極めるポイント、お分かりいただけたでしょうか?
単なるケンカをDVにしないためには、まず相手がなぜ怒っているのか?その理由を理解することが大切です。
夫が本気で怒るのは、プライドを傷つけられたと感じている場合が圧倒的に多いものです。自分の何気ない一言が、男性としてのプライドを傷つけなかったか振り返ってみましょう。
もしも心当たることがあったら、さりげなくフォローになる言葉を挟むこと。それで彼の怒りはそんなにヒートアップしないで済むハズですよ。
【著者略歴】
※ 芙蓉・・・「新・良妻賢母」認定講師。結婚から22年。夫からのDV・モラルハラスメントの問題で5年間別居生活を送る。誰もが離婚しかないと思うような状況から、「新・良妻賢母」の実践により夫婦関係を修復し、新婚の時よりも仲良し夫婦に。その後45歳で自然妊娠し、元気な女の子を出産。上に大学生と高校生の子供がおり、2男2女の母となる。現在15年ぶりの赤ちゃんの育児を満喫しながら、DV・別居・浮気などに悩む妻向けの講座やカウンセリング『別居・DV・浮気に悩む妻たちへ~愛ある家族になりましょう~』を行っている。
【画像】
※ wavebreakmedia / PIXTA