無視はDVになる or ならない? 「ただの夫婦喧嘩とDV」の境目を解説! (1/2ページ)
夫と言い合いになって、本気で怒らせてしまった経験はありませんか? 思いのほか激怒したその態度を見て「コワイ……」と引いてしまった、なんてことあるかもしれません。
男性の場合、テーブルを強く叩いた、壁を蹴って穴を空けた……など、女性ならあまりしないような暴力的な行動をすることがあります。「これって、もしかしたらDVなの?」「もしDVならどうしよう?」と心配になりますよね。
そこで今回は、DVのカウンセリングをする筆者が、夫婦喧嘩とDVの違いについて事例を交えてお伝えします。
■「夫婦喧嘩とDV」の境目とは?
夫婦喧嘩とDVの境界線はどこにあるのでしょうか? それは夫婦の信頼関係の度合いや、個人の感じ方の違いもあり、ハッキリと線引きできないのが実情です。
頭をげんこつでコツンとやるにしても、その場の雰囲気や発言の内容によって、ニュアンスが全く違ってしまいますよね? では、心配のいらない夫婦喧嘩とDVの決定的な違いを、例を挙げてご説明しますね。
■ただの夫婦喧嘩と言える例
「夫婦喧嘩は犬も食わない」そんな諺にもある通り、どんなに愛し合っている夫婦でも、たまにケンカはくらいありますよね。大概は、一晩経ったらどちらともなく「昨日は言い過ぎた」「こちらこそごめんね」と歩み寄り、仲直り出来るものです。
たとえ感情的になって本気モードで怒っても、お互い溜まって来ていた気持ちを言い合えたのでその後はスッキリ。わだかまりを残すことがなければ、それは健全な“夫婦喧嘩”と言えます。
■DVに発展してしまっている例
同じケンカであっても夫が一方的に何時間も怒鳴り続けたり、ものを投げて壊したりすれば、そうは簡単にスッキリできなくなります。「夫が怖い」という思いが、妻に強く残ってしまうんですね。
そもそもの喧嘩の原因が思い出せないくらい、夫の言った暴言や乱暴な行為が忘れられなくなるのです。もし喧嘩の後で「夫を怒らせない為にはどうしたらいいか?」ということに縛られ、どこかビクビクしながら生活しているようなら要注意。それは単なる夫婦喧嘩ではなく、DVの領域に入っているかもしれません。