テレビでも話題!「ミニ保険」って普通の保険と何が違う?
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先日、テレビでも特集されていましたが、“ミニ保険”ってご存知ですか?
保険というと、なかなか敷居が高く感じられますが、今回は、この“ミニ保険”の特徴について、ファイナンシャル・プランナーの筆者と一緒に確認してみましょう。
■ミニ保険って何?
ミニ保険とは、保障が1,000万円が上限で、契約期間が1年と短い保険、少額短期保険のことで、保険業法の適用を受けます。
■民間の生損保との違いは何?
ミニ保険は、民間の生命保険、損害保険とどう違うか、まとめてみました。
(1)保険料が、月額300円ほどの保険もあり安い
保険料は、高いものでも月額5000円から6000円ほどで抑えられています。
(2)契約期間が原則1年、長くて2年
賃貸住宅に住む人向けの、家財や損害賠償補償の保険で期間が2年、他の保険は期間が1年のものが多いです。
(3)保険金額は、原則1,000万円まで
個人賠償責任保険金などで、保険金額1,000万円などが多いです。
(4)生命保険契約者保護機構、損害保険契約者保護機構には加入していないため、少額短期保険会社が万一倒産したときは保障がない
2006年保険業法改正で、元々共済だった会社が、少額短期保険会社と任意共済などに分かれました。少額短期(ミニ)保険会社は、保険業法の対象で、保険料を他の保険会社に再保険をかけています。
(5)保険料が生命保険料控除の対象ではない
月額2,500円の保険料支払いの場合、年3,000円(税率10%の場合)の節税はできません。
(6)少額短期保険会社は、有価証券などで保険料を資産運用できない
民間の生命保険・損害保険会社は、保険料を株や為替などで運用していますが、少額短期保険会社は預貯金と再保険です。
■ユニークなミニ保険
ユニークで役立ちそうなミニ保険をいくつか挙げてみます。
・不妊治療中でも入れるミニ保険(アイアル少額短期保険会社『子宝エール』)
民間の生命保険では、不妊治療中、医療保険に入れないことがほとんどです。
・正常妊娠でも保障してくれるミニ保険(フローラル共済『なでしこくらぶ』)
申込日から9ヶ月以上の出産に限りますが、正常分娩の入院も保障します。
・糖尿病でも入れるミニ保険(エクセルエイド少額短期保険『糖尿病保険』)
糖尿病、歯周病での入院・通院も保障されます。
・知的障害・発達障害などがある人のミニ保険(ぜんち共済『ぜんち安心保険』)
入院・個人損害賠償・弁護士費用など幅広く保障します。
・愛犬、愛猫のためのペット保険(ペッツベスト少額短期保険『ペット医療・傷害保険』)
ペットには健康保険は使えません。治療費のうち8割を負担してくれます。
他にも、弁護士費用保険、葬儀費用、介護費用、自転車保険、外国人向け医療保険などユニークな保険があります。
■こんなときにミニ保険を検討?
生命保険料控除が使えない点や、生損保保護機構による保護がないことも考慮したうえで、保険料の安さからミニ保険を検討するのはどんなときでしょう?
・結婚したとき
奥様が妊娠に備えて、ミニ保険に入ることを検討?
・職業が変わったとき、会社を退職したとき
職業が変わると社会保険も変わることが多く、生命保険の必要保障額が多くなりがちですが、貯金などは減りがちです。手ごろな保険料のミニ保険を検討は?
いかがでしたか? 保険の見直しをしてみたら「万が一大黒柱に何かあったら不安、もう少し補償が欲しい」と思った場合、保険に入るなら保険料をリーズナブルに抑えたいと思った場合、ミニ保険も選択肢に入るのではないでしょうか?
(拝野洋子)
【参考】
※ 子宝エール – アイアル少額短期保険株式会社
※ なでしこくらぶ – フローラル共済
※ 糖尿病保険 – エクセルエイド少額短期保険株式会社
※ ぜんち安心保険 – ぜんち共済
※ ペット医療・傷害保険 – ペッツベスト少額短期保険
【画像】
※ tooru sasaki / PIXTA(ピクスタ)