遺伝するorしない!? 赤ちゃん期からしたい「音感が育つ」教育法とは?

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遺伝するorしない!? 赤ちゃん期からしたい「音感が育つ」教育法とは?

子どもに習わせたいお稽古事で必ず上位にあるのが、“英語とピアノ”ですね。ママ達の関心の高い音楽ですが、気になるのは、わが子の音感。

ママの中には「実はかなり音痴……」という音楽が苦手に感じている方もいることでしょう。ですが、音楽の才能は果たして子どもにも遺伝するのでしょうか?

そこで今日は『お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、子どもの音感についてお話します。

■音感は「遺伝」する!? 

音感と言えば、必ず話題に上るのが、“絶対音感”です。絶対音感とは、音を単独で聞いただけで、その音の高さを認識できる能力です。

絶対音感を持っている人は、楽譜を見ただけで歌えるとか、メロディーを聞いたらすぐに的確に覚えられるなどのメリットがありますが、雑音も音として認識してしまうために、気が休まらないという話も聞きます。

絶対音感とまでは言わないにしても、音楽的才能は、遺伝するのでしょうか?

音感についての研究は各国でなされています。最新のものとしては、2014年に、“音楽的才能の鍵となる遺伝子が発見された”という研究論文が、英科学誌ネイチャー系オンライン医学誌『モレキュラー・サイエンス』に掲載されたこともあり、確かに遺伝的要素はあるようです。

筆者の経験からも、確かに音感の良い子とそうでない子はいると思います。

このことは、運動神経が良い子とそうでない子や、感受性の強い子とそうでない子など、生まれつきの特性として備わっていても不思議ではありません。

■音感が良い子は「英語」も得意?

音感が良いということは、音を捉える能力が高いということです。ですから、言葉を発し始めた頃から、おそらくママが「あー」と言えば「あー」、「りんご」と言えば「りんご」と同じ高さで言い返したりするでしょう。

これが、英語であれば当然英語の音を聞き取って真似することになりますから、発音もいいと言うことになります。さらに、音がつながっている音楽や歌でも、その才能を発揮することができます。メロディーを的確につかみ、歌詞を覚えるのも早いです。

ただし、これはあくまでも音に関する能力ですから、内容を理解するとか、読んだり書いたりする能力だとか、身体的なリズム感と連動するとは限りません。歌や楽器が得意な人がダンスが上手だとか、文章が上手だとは限りませんよね。

英語に関しても、あくまでも部分的な能力であって、発音がいいからと言って、読み書きも得意とは限りません。

■「音感が育つ」教育法とは?

ご紹介したように様々なメリットが挙げられることからも、親としてはできれば音感が良い子になってもらいたいと思いますよね。では、音感が良い子に育てるにはどうすればいいのでしょうか?

それには、やはりいい音楽やきれいな音を聞かせることです。赤ちゃんの時から耳にする音が、雑音や調子っぱずれの歌、音程のずれた音楽などでは耳が育ちません。

音楽は、クラシックでもジャズでもポップスでも、親が好きな音楽で構いません。一流と言われる人達の音楽には、どんなジャンルにしても、耳だけでなく心に訴えるものがあります。子どもにもそれは伝わります。

英語と同様、音感を育てるのも赤ちゃん期から7~8歳くらいまでが大切な時期だと思います。

いかがですか?

乳幼児期には、“教え込もう”と決してムキにならないでくださいね。逆効果になります。大切なのは、普段からの環境作りです。ぜひ、いい音楽や英語が流れる環境作りをしてみてくださいね。

【参考】

※ A genome-wide linkage and association study of musical aptitude identifies loci containing genes related to inner ear development and neurocognitive functions – Molecular Psychiatry

【著者略歴】

※ 平川裕貴・・・専門家ライター。日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子供英会話教室設立。30年以上に亘り子供英語教育に携わり、現在3~6歳までの子供にバイリンガル教育を実施中。近著は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』。

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