KAT-TUN”田口脱退”に元祖問題児・田中聖が無責任コメントで怒号渦巻く
KAT-TUNの元メンバー・田中聖(30)の発言に、KAT-TUNファンの怒りが爆発している。現在は「KOKI」の名でロックバンド・INKTのボーカルを務める田中聖だが、なぜ今さらジャニーズファンの怒りを買うのか。
田中は2006年にKAT-TUNとしてCDデビュー。グループではラップ担当で、ジャニーズには珍しく丸刈りに細眉、ピアス着用といった“オラオラ系”のスタイルを確立した。しかし2013年10月9日、ジャニーズ事務所は田中に「度重なるルール違反」があったとして、9月末で契約を解除したと発表。これまで「副業でBARを経営している」など怪しいウワサは多かったものの、突然の“クビ”はジャニーズファン全体に激震が走った。
そして田中は2014年10月、バンド・INKTの結成と本格的な再始動を発表。今夏には初のライブハウスツアーを成功させるなど、新境地で新たなファンを掴んでいる。
「死んでしまおうかと…」正月番組に田中がVTR出演
その田中が、12月16日に収録された正月特番『わざわざ言うテレビ~正月からわざわざ言わせてもらいますSP~』(テレビ大阪)にVTR出演したことが明らかとなった。 同日掲載の日刊スポーツのWEB版によれば、田中は来春にグループ・事務所から離れることを発表した田口淳之介(30)について、
「同じ釜の飯を食った仲間だったんで、僕自身も今、自分のことがたいへんで、やらなきゃいけなかったりするんで、お互いがんばろうという感じ」
とコメント。また、自身がグループを脱退した時の心境については、
「(自分の)すべてだった気がするんで、虚無感みたいなのがいっぱいで、落ち込みすぎて、死んでしまおうかと思ったぐらいで…」
と、振り返ったという。
しかし田中といえば、副業のBAR経営など事務所のルール違反を続けて“クビ”になった身。田中の脱退後、情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)に出演した亀梨和也(29)は「報道にあるようにお店だったり。再々、僕らも注意してきた」と語っていたことも。そのためネット上では、
「虚無感とかいうならあの時グループとればよかったのに。散々メンバーが店やめろって言ってるの聞き入れなかったの自分じゃん」
「だったら素行を改めるべきだったのでは?自業自得だと思う」
と厳しい声が続出し、炎上してしまった。
長年、ジャニーズの取材を続ける週刊誌記者が言う。
「田中は新バンドでは『KOKI』名義となっていますが、近頃では『田中聖』として公の場に出る機会が増加しており、その理由はジャニーズ事務所との“雪解け”が関係しているようです。退所にあたっては、細かな誓約をいくつも交わしていた田中ですが、丸2年が経過したことにより、本名でのメディア露出や、古巣の話もOKになったものと言われています。ただし、ジャニーズサイドと雪解けしたとはいえ、調子に乗って不用意な発言をすれば、ファンを敵に回しかねない。KAT-TUNやジャニーズの話をすればウケがいいのは当然ですが、今後も前の事務所絡みの発言には注意を払うべき」
田中が在籍するINKTは、7月にブラジルで開催された『Anime Friends2015』に出演し、11月にもシンガポールで行われた『SKECHERS SUNDOWN FESTIVAL2015』に登場するなど、海外進出も続いている。現在の居場所を失わないためにも、当面はバンド活動に勤しむのが賢明だろう。
(取材・文/恩田サチコ)