【飛んで帰りたくなる!】部屋を一瞬で素敵にしてくれるインテリア術
暮らし上手さんの部屋づくりから素敵なライフスタイルまで紹介するこの連載。Vol.1を見逃している方はこちらの記事をどうぞ。
Vol.2となる今回は、ヴィンテージスタイルにしつらえている熊木さんのお宅におじゃましてきました。
お住まいのマンションは、なんと築40年!
「もともと、古い建物のサビなどの風合いが大好きで……。この部屋はきれいにリフォームされているけれど、あちこちに改装前のレトロな面影が残っていて、入居を決めたんです」と、熊木さん。
第1回は、まるでインテリアショップのようなリビングを拝見してみましょう。
【暮らし上手さんのお宅訪問 Vol.2】第1回:インテリアショップ風リビング
家具や雑貨の色調を抑えることで、落ち着いたムードに。こっくりとした黄色のラグがアクセントです。
「時間のあるときは、ソファに座って縫い物をします。何かを作りたいというよりも、手を動かしていると日々の忙しさを忘れられるんですよ」
寂しくなりがちな壁面は、存在感のある黒色のバスロールサインを張って。
「大好きな作家さんのネットショップ『IN THE BACKYARD』で購入しました。ヴィンテージ品よりお手ごろ価格なのも購入の決め手!」
雑貨やグリーンを添えて、テレビの無機質さを軽減。
ターコイズブルーのフラワーベースにツル性植物を植えて、アートな雰囲気を演出しているのもポイントです。
陶製のボトルに見えるのは、なんと『Onlili』というブランドの加湿器!空間に馴染むような家電選びはおみごとの一言です。
手前に流木をはわせるだけでグッと小慣れた印象に。
リビングで唯一色味のあるフロアライトは、15年前に購入したもの。
「家具や照明を選ぶときは、飽きのこないデザインのものをチョイス。ちょっと高価でも、長く使うものなら良い買い物だと思えるんです」
テレビボード後ろの壁の天井近くにある小窓は、ディスプレイスペースとして活用。
「新築住宅の間取りには見られない、この小窓がかわいくて、かわいくて!入居の決め手にもなったんです」
昔の団地を彷彿させるような鉄扉もお気に入りだそう。手製のワイヤーオブジェやリースを吊り下げて、アイポイントにしています。
「仕事が終わるのはだいたい18時ごろ。愛しのマイルームでくつろぎたくて、寄り道もほとんどしなくなっちゃったんですよ」
自室でのリラックスタイムが、熊木さんの明日への原動力につながっているのでしょう。
次回は、「ちょっと男前なキッチン」を紹介してもらいます。
(バックナンバー)
暮らし上手さんのお宅訪問 vol.1
【熊木(くまき)さん】
東京都在住。映像美術会社勤務。
instagramや、RoomClipなどで、自宅のインテリアや趣味の料理などを公開中。
撮影/木村武司