俳優・水嶋ヒロ（31）が12月22日に自身のInstagram上で、2009年に結婚した歌手・絢香（28）の仕事姿を愛娘と一緒に見学している写真を公開した。6月に誕生した娘に向けて「おぼえてるかな キミは去年もここにいたんだよ」などと書き添えられている写真がフォロワーの感動を誘っている一方、一部ネット上では「ほんと、ヒモ感増してきましたね（笑）」と呆れられている。

元祖ヒモ・アレクサンダーに憧れていた？

　水嶋が公開したのは、ステージ上でリハーサル中と思われる絢香の姿を見守る水嶋と、その腕に抱かれた娘の後ろ姿の写真。そこには、「ママを捉えて離さないつぶらな瞳 おぼえてるかな キミは去年もここにいたんだよ ステージの上 スポットライトを浴びながら たまにしゃっくりして歌ってるママを困らせたり 今年はお腹の外だけど おぼえてるかな」と、一年前は絢香のお腹の中にいた娘へと語りかけるようなコメントが添えられており、水嶋のフォロワー達からは

「本当に一言一言が素敵すぎる」
「あったかい気持ちになりました」

　といった好意的な声が寄せられた。

　しかし水嶋と言えば、2006年に主演した『仮面ライダーカブト』（テレビ朝日系）で注目を集めて以降、2007年の『花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス～』（フジテレビ系）や2009年の『メイちゃんの執事』（同）など人気ドラマへの出演が続いていたにも関わらず、2010年9月に執筆活動に専念するとして所属事務所を退社。同年10月に、本名の「齋藤智裕」名義で執筆した小説『KAGEROU』（ポプラ社）で「第5回ポプラ社小説大賞」を受賞したが、未だ次作の発表はない。

　また、水嶋は2014年の映画『黒執事』で久々に俳優復帰し、主演と同時に共同プロデューサーも兼任したが、同作品は酷評を浴びた。妻の絢香が妊娠中にアルバムをリリースしたり、出産から半年経たずにコンサートツアーを決行したりと精力的に活動しているのに対し、現在の水嶋の主な活動は、時々Instagramに写真をアップすることと言っても過言ではない。そのため、一部ネット上では今回公開された写真についても、

「旦那さんは仕事してるの？」
「ヒモ芸人だよねこいつ」
「相変わらず自分に酔ってる。痛いわ」

　など辛辣な意見が散見される。

「ヒモっぷりがすっかり定着した水嶋のことを、意外にも称賛している人物もいます。元AKB48・川崎希（28）の夫・アレクサンダー（33）はヒモであることを売りにバラエティ番組に出演していますが、11月18日放送の『5時に夢中！』（TOKYO MX）でアレクは『（女性にとって）ヒロがウチにいるだけで良くない？』『（ヒロは）勝ち組のヒモでしょ！』と評価。さらに、過去には水嶋と同じ事務所所属だったと話し、当時『俺、アレクさんみたいになりたい』と言われたとも明かしました」（テレビ局関係者）

　そして数年の歳月が経過し、本当にアレクのような状態になってしまった水嶋。かつて絶大な人気を誇ったイケメン俳優の現在にガッカリする元ファンは少なくないが、中には

「俳優としての水嶋ヒロにはもう期待してないけど、家族思いの良いパパになってほしい」

　と、諦めの境地に達してイクメン路線を応援するコメントも。イケメンからイクメンへの転身にまとわりつくヒモのイメージは、いつか払拭することができるだろうか。

（文／一樹守）