■本心から望んでいる条件は何？

アラフィフ世代の婚活では、20代や30代のような考え方のままだと長期化してしまうかもしれません。相手に対して望む条件なんていうのは、あげればキリがないくらいたくさんありますよね。「若くてキレイでお金に困っていない、共働きしてくれる女性」とか、「年収1,000万円で子どもはもう自立していて、親は亡くなっている」とか。

たくさんの条件を全て兼ね備えた人がいたとしても、厳しいことを言えば、その人がアラフィフのあなたを選ぶ確率はどのくらいあるでしょうか？　そう考えると、条件はできるだけ少なく門戸を広くしておく方が良いですよね。「これだけは譲れない」という条件に絞って婚活することをおすすめします。

アラフィフの方々は、結婚への動機は本当にさまざまなものがあります。自分にとって一番大事な条件を決めることで、うっかり高望みし過ぎて婚活が長期化するのを避けることができるでしょう。

■アラフィフ婚には「はずみ」が必要

結婚には、はずみが必要だとよく言われます。「気付いたら結婚していた」なんていう男性、よくいますよね？　アラフィフ婚にも同様に、はずみが必要です。決めておいた条件をクリアしていても、じっくり考えてしまうと誰だって不安材料はあるもの。尻込みしているうちに、出会った頃の気持ちはどんどんなくなって、結婚を逃してしまうかもしれません。しかも、これまで独身を貫いてきて楽しく暮らしていた人にとっては、「結婚して縛られるより、独身で自由にやっていた方が楽」と頭で考えてしまうと、なおさら結婚に向かうことが難しくなります。こうなる前に「はずみ」をつけて、一気に結婚してしまうくらいの気持ちでいきましょう。

■相談所に行く前に、知り合いの紹介

婚活と言えば、結婚相談所とか婚活サイトにお世話になることが思いつきますよね。しかしアラフィフの場合、そもそもその年代の人の登録数が少なかったりして、希望の相手に会える確率がハナから低い場合もあります。

そこで有効に活用したいのが、知り合いの紹介です。アラフィフになるまでに培った人脈を介して、信頼できる相手を紹介してもらうのです。知人や友人に紹介してもらう場合、はじめにその彼らの目によって審査されているので、よほど変な人は現れないもの。反対に言えば、人として魅力的な人に出会える可能性が高まる出会い方なのです。アラフィフならなおさら、良い出会いにつながることが多いのではないでしょうか。

いかがでしょうか。アラフィフの婚活は、コツをおさえればトントン拍子で進むこともあるのです。ずっと独身できた人も、離婚して子育てが終わって一息ついた人も、ぜひ新しい結婚について考えてみてはいかがでしょう。

（ファナティック）