大宮エリー&原田郁子 「物語の生まれる場所 vol.2」 特別インタビュー (2/2ページ)
そういう力のある人。もともと、私は薬学部で人の役に立ちたいという気持ちがありました。音楽や言葉で病気は治せないけど、でも、メンタルや気持ちの部分を治すことはできるんだと思うんですよね。」
原田さんが大宮さんと作品をつくるときはどのようなお気持ちですか?
原田さん 「そもそもエリーと私って、仕事で知り合ったわけじゃないんです。お互い真剣に取り組んでいることがあって、それぞれにエネルギーを費やしてるんだけど、ときどき夜に二人で会って飲んだりしているときに、「そういえば今、こんなこと思ってるんだ」っていうことをぽつぽつ話し合うという時間がたまにあるんですよね。そんなに会う回数も多くないけれど、ふとしたタイミングでそういうことがあって、馬鹿話したり、愚痴ったり、同じ年ということもあって、いろんなことを話す。わたしはほんとに音楽のことしか考えられないんですけど、彼女はいろんな表現方法を持っていて、その中でも絵と音楽をこの3年くらいで本格的にやりはじめている。彼女自身がそれらによって解放されていっているのがわかるから、嬉しいんです。」
原田さん 「プロとかプロじゃないとか関わらず、音楽っていうのは、どんな人にもオープンなんですよね。ドアを開けてみると自由っていうものと繋がっているような気がします。毎日の中には時間であったり人との関係だったりといろんな束縛があってしんどいときもあることもある。でもそういうものを忘れられるというか。大宮エリーという人は、いろんなことをやってるようだけど、実はひとつのこと、誰かの心に語りかける、っていうことをずっとやってる人なんじゃないかなと思ってて。彼女の朗読と、わたしの音楽とが混ざったとき、なんとも言えない空間が生まれる。それをまだなんと(ジャンル)と呼べばいいのかわからないんですが、今回の公演は彼女らしい、あったかい会になったらいいなと思います。」
来年にむけて何か変わりたいな思う方やきっかけをつかみたいとお考えの方、内面的に特別な日にしたいなと思う方などに、ぜひおすすめしたいこの公演。お一人で行かれる方も多いようですので、足を運ばれてみてはいかがでしょうか?♡
Writer: セキアキ