AKB48の人気は今年限り…囁かれる”グループ崩壊”へのカウントダウン

デイリーニュースオンライン

写真はオフィシャルサイトより
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 AKB48が来年3月に発売予定のシングルCDに、前田敦子(24)や大島優子(27)らOGメンバーが参加することが話題になっている。過去の人気メンバーの再利用とあって、いよいよ運営サイドもAKB人気の限界に焦りを感じていると見られているが、その原因は選抜総選挙での「指原トップ」が原因なのだという。

 今年6月に行われた総選挙で、投票数194,049を獲得してV2に返り咲いた指原莉乃(23)。2位の柏木由紀(24)に約30,000票の差をつけて、ぶっちぎりのトップとなった。

「しかしこの結果に、運営サイドは決していい顔をしていませんでした。指原はAKBに最も深く関わる太田プロの所属で、さらに秋元康プロデューサーの“お気に入り”。ブレーク前から運営に推されていたメンバーですが、人気の根底にあるのはバラエティでの活躍ぶりから。恋愛から下ネタまで、なんでもぶっちゃける指原が『AKBの頂点』であることは、他メンバーや運営にとって、少なからず障害となってしまうんです。外見もイマイチ、言動もバラエティノリがトップとなってしまうと、他メンバーも『それでいいんだ』と思ってしまいますからね」(スポーツ紙デスク)

「本来は渡辺麻友にトップになってほしかった」

 指原のブレークは、明らかにスキャンダル対応を“利用”してからだった。2013年の『週刊文春』(文藝春秋)で、元ファンの男性との交際をスクープされた指原だったが、この責任をとってHKT48に“左遷”。ところが、グループでの活動と同時進行でバラエティ露出を増やした指原は、すぐにスキャンダルさえネタにするようになっていった。

「元からルックスも抜群というわけではなく、飛び道具的な扱いの指原だからこそ許された芸当ですが、それなのに全グループの頂点に立ってしまうというのは、運営側からしても予想外の事態だったんです。今年は2位の柏木にしても、NEWS・手越祐也(28)とのスキャンダルが出ているし、本来であれば3位の渡辺麻友(21)がトップになってしてほしいというのが実情だったんです」(同デスク)

 なお、指原所属のHKTは今年『NHK紅白歌合戦』の出場を逃しているが、

「元からAKBグループに関しては、NHKサイドとの協議で『出場枠は3』と取り決めが行われていました。昨年、異性スキャンダルで出場を逃した乃木坂46は出場が決まっており、またNHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌を担当した山本彩(22)が所属するNMB48も当確状態だったため、ハナからHKTが出るという可能性はゼロでした」(NHK関係者)

 やはり指原の主戦場は『紅白』ではなく、キー局のバラエティだったというところか。

 12月20日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、前田は、

「指原こそ(AKBグループから)いなくなったらヤバイ」

 と話していたものだが、

「これはある意味正解なのですが、問題なのはその指原の人気にグループ自体が依存してしまっていること。この状況を打開しなければ、グループ崩壊も時間の問題でしょう」(前出・デスク)

 数年ほど前から「人気も今年まで」と言われ続けてきたAKBだが、2015年はこの“定説”に大きく近づいた年となってしまったのかもしれない。

(取材・文/一樹守)

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