”日本人攻撃”宣言のIS戦士が国内潜伏? 2016年に予想される危機

デイリーニュースオンライン

Photo by nukeit1
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 過激派グループ「イスラム国(以下、IS)」の日本人拘束事件が起きて早1年近くが経つが、2016年もIS関連の問題は継続しそうな気配を見せている。終りの見えない戦いだけに混沌をきわめているが、日本国内にISメンバーが密航したという報道もあり、余談を許さぬ状況だ。

人喰い菌の流行、捕虜の臓器摘出……戦場エリアは状況悪化

 日々悲惨なニュースが飛び込んでくるISの占領地域。イラク治安部隊や欧米連合軍の空爆により徐々にISの制圧地域を狭めているが、ISは「5年以内にスペインから中国北西部まで」の領土拡大を宣言するなど強気の姿勢。悲惨な状況も、日増しに悪化している。

 道端に大量に転がる死体が腐乱して、"人喰い菌"とも称される寄生虫疾患「リーシュマニア症」の菌をもつサシチョウバエを大量発生させ、同症状の患者が相次いでいる模様。腫瘍や体内臓器の障害を発生させる厄介な病気だけに、早急な環境改善や治療が求められる。

 またロイター通信が報道するところでは、米軍特殊部隊がシリア東部で入手されたという文書内でISのイスラム学者が、「背教者の命と臓器への配慮は不要」と述べ、捕虜の臓器摘出を許可する内容が見て取れるという。

 フリージャーナリストの安田純平氏がシリアで拉致された可能性も浮上しており、仮にこれが真実であれば、再び日本政府に対して身代金要求騒動が起きるかもしれない。

 ただし聞き流せない話もある。週刊文春が24日発売の新年特大号で、「日本に『イスラム国』のメンバー2名が潜伏!」とISメンバーの日本密航に関する記事を掲載。パリの同時多発テロの首謀者としてマークされているアブデルハミド・アバウド容疑者とコンタクトを取っていたフランス人メンバーと、ISの資金調達に関わるメンバーの2人が、すでに日本に潜伏している可能性があるというのだ。

 一部メディアでは文春の報道を受け、ISが数万冊の白紙旅券と旅券発行用の印刷機械を入手したこと、ドイツに流入した難民96万人のうち25万人が行方不明であることに触れ、「偽造された“ホンモノ”のパスポートを持って欧州から入国されたら、まずスルーだ」と指摘している。SNS上でも「ついにここまで来た」「可能性は高いと思う」「年末年始は人ごみ注意!! 初詣やTDL、USJなどに行く人は充分に警戒してね!!」と様々な声が上がっている。

 またISメンバーが危険なのは、"ジハード(聖戦)である"と称して自らの死をいとわない自爆テロ精神。本当に日本へ潜伏するメンバーがいるならば、シリアで終戦しても、すると声明を出しているだけに、暴走して国内テロを強行する可能性は捨て切れない。

「こんなこと考えたくありませんが、もしも近くから銃声が聞こえたらなるべく発砲者の視界から外れ、ほふく前進や低い体勢で遠くへ逃げること。安全なところまで来たら、110番通報はもちろんのこと、同時多発テロかもしれないのでスマホで情報を確認して、より安全な場所へ非難してください」(警備業界関係者)

 繁華街の密集地や人の多いイベントに行く際は、十分ご注意を。

蒼木学(あおきまなぶ)
フリーの取材記者。エンタメ・芸能から教育・社会問題まで幅広く取材を行う。興味のあるトピックは人工知能、近現代史。
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