【年末総決算】来年こそ貯める!「本当に貯蓄できる家計簿」のつけかた
年末だからこそ1年間の家計もすっきりと大掃除しておきましょう。「忙しい時期にそんなの無理!」と思う方も多いかもしれません。
でも、家計簿をきっちりつけている人も、家計簿が続いたためしがない人も、1年間の収支の棚卸は家族の未来のためにとても大切なことです。
今回はファイナンシャル・プランナーである筆者が、“新年から心機一転、無理なく続けられる家計管理と、ストレスフリーなお金の貯め方”についてお伝えします。
■来年の貯蓄計画は明確に
今年1年間で目標のお金を貯めることができましたか? 「毎月積み立てているはずなのになぜか増えなかった……」という方は、貯蓄を取り崩しながら積み立てていたのかもしれません。これではいつまでたってもお金は増えませんね。
来年からは“何年後に何のためにいくら貯める”という目標をしっかり立ててみましょう。
たとえば「3年後家族で海外旅行のために○万円」、「5年後車の購入のために○万円」、「10年後住宅の頭金のために○万円」というように、なんとなくでは貯められなくても、目標があれば案外頑張れるものです。
■貯まらない「NG家計簿」のつけかた
貯めるお金をねん出するためには、一度は“家計の収支”を把握することが必要です。
でも、“何度やっても家計簿は続かない”という方も多いはず。そんな方たちの家計簿を見てみると、案外毎日1円単位できっちりと記録しようとしている人が多いのです。
今はカード払いや電子マネーもあるうえ、共働きで収入も支出も二人の口座からと、家計の把握が難しくなっています。にもかかわらず毎月家計の収支を1円単位で合わせるのは“至難の業”です。
家計簿が続かないなら、まずは動きのある通帳を手元に用意しましょう。
給与から天引きされているお金以外の収支はすべて記録されています。1か月ごとに手取りの収入と、口座から引き落とされている金額を費目ごとにざっくりとまとめてみましょう。
現金で使っているお金もいくら引き出しているかは通帳を見ればわかります。手元の現金を何に使っているのかは、次のステップで見直しましょう。
■家計簿を続けるためのポイント5つ
家計簿が続かない人のために、筆者が提案する改善ポイントは以下の5つです。
(1)収支を1円単位で合わせようとしない。数字合わせでは意味がありません。
(2)住居費、保険料、子ども費、光熱費、通信費、食費くらいの大雑把な費目に分けてそれぞれ○万円くらいの単位で把握する。
たとえば「あなたの食費は毎月いくらくらいですか?」と聞かれたら「○万円くらいです。」と答えられるのが理想的です。
(3)費目に分けたら、無駄遣いがないか見直しをしてみる。
(4)費目ごとに見直した金額を次の月の予算にする。特に手元で現金で使える金額、カードで使える金額の上限を決めておく。
(5)1年の終わりには1年間の家計収支を出して来年につなげる。
いかがでしたか?
貯まる家計は、収入から貯めるお金を引いて、残ったお金で生活する仕組みづくりができています。
貯める目的をはっきりとさせてモチベーションを上げ、新年から、自分や家族の夢や希望を実現するためのお金が貯まる家計を目指していきましょう。
【著者略歴】
※ 有田美津子・・・ファイナンシャル・プランナー。7年間の専業子育て主婦を経験後、住宅販売・損保会社・都市銀行の住宅ローン窓口を経て独立。自身の仕事と生活体験を大事に子育てママを応援するFP。社会人となった一男一女の母。近著・監修:『トクする住宅ローンはこう借りる』(自由国民社)
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※ Oksana Kuzmina / Shutterstock