「しつけ」の域を超えてる…?子どもに「暴力」を振るう夫の対処法 (2/2ページ)
■子どもに暴力を振るった夫へ声の掛け方
●悪い例
「オモチャを片付けなさい」と言ってもなかなか片付けない子どもがいるとします。夫が「何で出しっぱなしにするんだ!いくら言ってもできないならこうだぞ!」と子どもを叩いたとしましょう。
そんな時、「暴力はやめて!そんなことをしたら変な子に育つわ。暴力は連鎖するのよ」
こんな風にママが子どもと夫との間に入り、夫の言動を遮るのは得策ではありません。とにかく暴力から子どもを守りたいと思う気持ちはわかりますが、実際は逆効果です。
子どもは混乱してしまいますし、何より夫の父親としてのプライドがズタズタになります。もう子どもに深く関わらなくなるか、自分の正しさを証明するために暴力がひどくなることさえあるのです。
「お前が甘やかすからロクな人間に育たないんだ!」などと、夫婦喧嘩に発展することも……。
●良い例
同じように、子どもが片付けをしないで夫が子どもを叩いて叱責した場合、母親は子どもと父親の間になるべく入らないようにして黙って見守りましょう。夫の怒りが落ち着いた頃を見計らいこんな風に声をかけましょう。
「片付けられない子どもに育ってしまったら、将来困ると思って言ってくれたのよね。私からも後でよく言っておくわね」「今回のことで分かったと思うから、次回は叩くのはやめてあげてね」
子どもに体罰を与えてしまった後の親の気持ちは、少なからず“叩いてしまった”という自責の念があります。そこはある程度そっとしておき、叱るという行為の奥にある“子どもに良かれと思う気持ち”の方に焦点を当てて声をかけるのです。
いかがでしょうか?
夫は妻に自分の真意を理解してほしいと思っています。叩きたくて叩いているワケではないはずです。
ただ、ちゃんとした子どもに育ってほしいと思っていることを分かってあげるだけで、夫の気持ちは落ち着きます。すぐに「暴力はしないで!」というよりもはるかに、夫の叱り方を冷静なものに変えることが出来るのです。
子育ては共同戦線を組むことが何より大切です。夫のやり方を頭から否定しないで、彼の真意を汲み取って、上手に歩み寄って下さいね!
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※ Luis Louro / Shutterstock