2015年プロ野球を総括“覆面スクープ座談会”(1)「波乱だった巨人を取り巻く騒動」 (2/2ページ)
原前監督とともに球団内での影響力が巨大になりすぎたX氏を“排除”しようとする動きが、巨人の中にあったのは事実だからね。そういう空気も察したからなのか、原前監督はサッとみずから辞任して高橋由伸監督(40)にバトンを渡した。
F(民放局スポーツプロデューサー) 由伸監督には一度仲たがいしたはずのX氏が再接近しようとしているという話もあるしな。原前監督がいなくなったあとの由伸巨人がどうなるのか、非常に気がかりだよ。そういえば、その原前監督に「不要」の烙印を押されて追い出された元主砲がDeNAで再ブレイクした。
B ホセ・ロペス(32)だね。14年まで2年間、巨人で活躍しながら起用法の問題でとばっちりを受け、14年オフに放出されて15年からハマの新天地でプレー。オールスター出場を果たし、自己最多の25本塁打もマークした。その原動力となったのは“原憎し”であったのは間違いない。開幕前にメディアから「原監督率いるジャイアンツとの対戦も注目されていますが」と質問され、ロペスが自分の首をかっ切るポーズを見せながら「リベンジ!」とひと言叫んだ時には囲んでいた誰もが驚かされた。
A とはいえ、そのロペスや筒香嘉智(24)、梶谷隆幸(27)らがそれなりに活躍してもDeNAが好調だったのは前半戦だけだったな。後半に急失速して最終的には最下位。さすがの中畑清前監督(61)も球団からの留任要請を断って退任した。
C でも、巨人フロントの一部には原前監督の後任候補の一人として、シーズン途中まで弱小球団を首位に引っ張り上げていた中畑前監督を推す声が実はあったんだよ。どこからか本人もその情報を聞きつけ、すっかりウキウキになっていたらしいけど、結局、後半戦でチームがガタガタになって自身の巨人監督就任プランも完全消滅。チームが急降下した8月上旬ぐらいに中畑前監督は巨人に近い関係者から「もう(監督就任の)道はなくなった」と聞かされたらしく、その時は憔悴しきって「今夜はヤケ酒だな」とグチっていたそうだ。