2015年プロ野球を総括“覆面スクープ座談会”(1)「波乱だった巨人を取り巻く騒動」 (1/2ページ)

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2015年プロ野球を総括“覆面スクープ座談会”(1)「波乱だった巨人を取り巻く騒動」

 2015年も日本プロ野球界は、激闘とともにさまざまな話題が生まれてきた。その裏側を知り尽くした球界の事情通たちが、独自のスクープを持ち寄って回顧する!

──15年を振り返って、いちばんインパクトがあったのは、やはりCSファーストステージの直前に発覚した「野球賭博騒動」でしょうかね。

A(スポーツ紙記者) のっけから、そのネタですか(笑)。巨人が震源地となって賭博に関わった福田聡志(32)と笠原将生(24)、松本竜也(22)の3投手が解雇された。いちおうこれで騒動に幕が引かれた形になったけれど、結局はスッキリしないまま無理やりに蓋が閉められてしまった感じだ。

B(夕刊紙デスク) 巨人の3投手以外に内心で肝を冷やしていた選手は他球団を含めて複数いたからね。裏カジノに出入りしていたとの噂が根強い選手は、12球団全体を見渡すと両手の指で足りないぐらいいる。

C(球界関係者) この騒動発覚では一時、警察庁の「4課」(組織犯罪対策第4課)が水面下で動きだしていたと聞いている。 

D(夕刊紙記者) 数年前に球界を去ったパ・リーグの元投手が野球賭博のハンデ師になっているとの噂もあるよ。その元投手は現役時代から博打にのめり込んだ悪癖が抜けず、名古屋の闇カジノで大借金を作って首が回らなくなってしまったらしい。巨人の野球賭博騒動は球界全体で見れば氷山の一角だよね。

──話をグラウンドに戻しましょう。その巨人は15年が原辰徳前監督(57)のラストイヤーでした。

E(スポーツ紙デスク) その経緯は御誌がいちばんよくわかっているでしょう(笑)。原前監督のバックには、チーム編成や彼の活動等について陰でアドバイザー的な役割を果たすメディア関係者・X氏がいたと、15年4月末に「アサ芸」が報じたことは巨人関係者や読売本社、そして球界全体に大きな波紋を広げた。

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