少年のバイブル復活!雑誌「少年画報」が電子書籍に (1/2ページ)
(c)矢島利一/少年画報社
電子書籍というものは、まさに時代を変えている。
“物”としてはかさばる本を、たった1台のスマートフォンないしタブレットの中に、何冊も収録することができるからだ。
昔の漫画本を電子書籍として配信する事業も、見逃してはならない。これは、大人たちが少年時代を懐かしむというだけに留まらず、我が国のサブカルチャー研究に、大きな貢献をしている。
先ごろeBookJapanで開始された、漫画雑誌『少年画報』の配信が、特に大きな注目を浴びている。
■ 蘇った少年のバイブル

(c)吉田竜夫/少年画報社
『少年画報』は、その名の通り、かつての日本の少年たちにとって“バイブル”に等しい雑誌だった。
今でこそ、数多くの少年漫画雑誌が存在し、毎週のように部数競争を繰り広げているが、“少年画報”が創刊された1948年当時は“少年漫画誌”というジャンルすら存在しなかった。
すなわち『少年画報』は、新ジャンルを築き上げた偉大なパイオニアなのだ。
そして数多くの漫画家を世に送り出したという功績もある。
まさに、歴史を切り開いた先駆者と表現すべき『少年画報』だが、少年画報社とeBookJapanが共同で、それを復刻配信させたという事実も賞賛に値する。
■ 記念本は無料配信

(c)矢島利一/少年画報社
それと並行し、eBookJapanは『原点~少年画報社創業70周年記念読本~』を、無料で配信している。
これは、少年画報社社長・戸田利吉郎氏や当時の看板漫画家などのロングインタビューをまとめた貴重な一冊である。