友人や会社の同僚が結婚したら、お祝いのプレゼントを渡したいですよね。何でも嬉しいものですが、できたら心から喜ばれるようなものを贈りたいもの。そこで今回は、本当に喜ばれる結婚祝いをいくつかご紹介しましょう。プレゼント選びに迷ってしまったら、本人に直接聞くのもアリですよ。
■キッチン用品や食器類は喜ばれる

まず、結婚祝いにはキッチン用品や食器類はベストマッチです。2人での生活が新たに始まるわけですから、圧力鍋やブランドもののお鍋、ブレンダーやフードプロセッサなど、「あったら嬉しいけど自分では手が出ない」ようなものは喜ばれます。高価なティーカップセットといった、おもてなしに使えるようなものも、来客の増える新婚時には特にありがたいものです。

ホットプレートやIH調理器、電気ケトルやホームベーカリーといった家電製品も、重宝されるでしょう。金額が高くなりそうな場合、本人の希望を聞くと間違いがなくて良いですね。親しい友人関係なら、悩んだり見当違いのものを贈ってしまう前に、直接聞いてしまって、数人グループでまとめて渡すのも良いですね。その後、新居で集まったときに使えるようなものだと、あげた側も嬉しくなりますね。

■金券類は本当に嬉しい

大人になってから付き合うようになった関係だったり、結婚式に出席するわけではないのなら、シンプルに金券類も良いでしょう。もらう側にとって、家計の応援になるものは本当にありがたいものです。直接お金を包むのがちょっとためらわれるのなら、本好きなら図書カード、グルメ好きならお食事券というように、その人に合った商品券を選ぶのも良いですね。金券類は、贈った金額がそのまま分かるというところがメリットでもあります。「結婚祝いに高価なお皿をいただいたけど、いくらのお返しをすれば良いのかわからない」というのはよくあること。ましてや関係が職場だったりすると、あまり変なこともできません。それならいっそ、金額のわかりやすい金券の方がありがたいのです。

■万一を考えてお伺いを

ところで、結婚祝いにはマナーもあります。「切れる」や「割れる」を連想させるようなものは贈ってはいけないとされています。昨今ではほとんど気にしない人も増えているため、グラスやお皿などを贈るのも一般的になってきました。しかし気にされるところもあるので、しきたりを重んじるような相手には気を付けておきましょう。
同様に、食べ物や洗剤といった「消え物」もダメという考え方もあります。しかし、実用的な物はもらって嬉しいものなので、相手が全然気にしないというのであればそれも良いでしょう。親しい仲なら少し伺いを立ててみたりすると、「全然大丈夫だよ～」と言われることも多いので、用意してしまった贈り物がしきたりに引っかかりそうだと感じたら聞いてみましょう。

いかがでしょうか。結婚祝いは何でも喜ばれますが、親しい間柄なら何があると嬉しいか直接聞いてみても良いですね。今後もざっくばらんなお付き合いが続けられるので、親密さが増すでしょう。

（ファナティック）