年越しぶどうにソーセージ!?知らなかった世界のお正月料理まとめ
あけましておめでとうございます!! みなさんはすでにおせち料理を食べましたか? 日本のおせちには、食材一つ一つに意味が込められていますが、そのようなげん担ぎは日本以外にもあるんです。 そこで、世界のお正月料理をまとめてみました。
■アメリカ
出典: hallmark
アメリカの南部では、黒目豆とお米を炊いた「ホッピンジョン」という正月料理が食べられます。
アフリカからアメリカに移送されてきた人たちが受け継いできた料理で、お金を象徴する黒目豆を新年に食べることで縁起がいいとされているそう。
■ドイツ
ドイツでは「ノイヤースプレッツェル」と呼ばれる、顔の倍以上の大きさのプレッツェルを食べます。
大きさの理由は、1年をこの穴から見通すという意味から。
■イタリア
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イタリアでは、お正月に「ザンポーネ」という、豚足にひき肉を詰めたものを食します。
その時には必ずレンズ豆を添えて食します。なぜなら、レンズ豆は形がお金に似ているので、大晦日に食べるとお金持ちになれるといわれているからだそうです。
■中国
中国では、大晦日から元日にかけて水餃子を食べる風習があります。
なぜなら、1日保つからです。
一家団欒で餃子を食べながら古い年を送り、新しい年を迎えるのは、「喜ばしい団欒」など、めでたい意味があるそうです。
日本でいう年越しそばにあたるみたいです。
■韓国
韓国では、日本でいうお雑煮の代わりに、「トック」とよばれるモチモチした餅のスープを食べます。
韓国では正月にトックを食べることで1つ歳をとり、来る新年に幸運が訪れると言う信仰があります。
■スペイン
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スペインでは、年越しにブドウを食べます。
各地の広場に人々が集まり、12時の鐘の音にあわせて、12粒のブドウを一粒ずつ食べるというユニークな習慣があります。
ブドウはあらかじめ皮をむいておくそうです。
■フランス
出典: femmeactuelle
フランスでは、新年に「ガレット・デ・ロワ」と呼ばれる、「王様のケーキ」という意味のケーキを食べます。
しかもこのケーキには、フェーブと呼ばれる小さい人形や小物が入っており、切り分けたときに当たった人は、その日1日「王様」になれるそうです。
パーティーの主役になったり、願い事をかなえてもらったりできるそうです。
パーティー感覚でとても楽しそうな習慣ですね!
国が違うとここまで、年越しの迎え方が違うのは、とても面白いですね。
しかし、新しい年を迎えることに前向きな気持ちであることはどうやら万国共通のようです。
みなさんにとって、今年が去年より素敵な1年になりますように。