気をつけて! この冬は「食中毒」に注意したほうがいい理由とは (1/2ページ)

冬にコワいのがインフルエンザなどの「感染症」。学校やバイト先でうつってしまい、せっかくの休みを寝て過ごしたなんてことがないように、しっかり対策しておきましょう。
昨年も猛威をふるったノロウイルスは一種の「食中毒」なので、マスクや手洗いだけでは防ぎ切れず、海水からウイルスを取り込む「貝」はとくに注意が必要です。今年は新型「G2.17」が登場し、以前かかったひとも対抗できる免疫を持っていないため、誰が感染してもおかしくない状態。残念ながら感染しても特効薬はないので、拡散を防ぐのが精一杯、トイレの水を流すときに「フタ」を閉めるぐらいしか「できること」はないのです。
■ノロの3割は「食中毒」
ノロやインフルエンザで知られるウイルスはきわめてシンプルな構造のため、自力で子孫を残すことができません。そのためほかの動物の細胞に侵入し「代理出産」させるため、細胞は破壊されるわ、ウイルスは増えるわで、感染者は大きなダメージを負うことになります。
シンプルな構造は「変異」しやすいことも意味し、毎年のように「新型」インフルエンザが登場するのもウイルスならでは。下痢や吐き気で知られるノロウイルスも例外ではなく、今年はG2.17と呼ばれる新型が検出されました。昨年かかったひとも要注意、せっかく作られた免疫も新型には通用しないからです。
感染したらどうなるかはご存じでしょうが、意外と知られていないのが「食中毒」の一種であることで、インフルエンザのように「ひとからひと」だけでなく、食品から感染する場合も少なくありません。2012年1月から2015年11月までのデータによると、
・2012年 … 28.7%
・2013年 … 31.0%
・2014年 … 18.9%
・2015年11月まで … 33.0%
とバラツキはあるものの、2~3割は食品経由で感染しているのです。